素足より気持ちいい!? 驚きの履きごこち
1枚の紙とボールを手にとり、ボールを包むRoryさん。「球体を平面の紙で包むとシワができます。これが靴を履いたときに感じる履きづらさなのです」と説明。「足という最も曲線が多いパーツを平面で包むのは限界があります」。
「しかし同じ紙でも紐状にすることでボールにフィットします」と目の前で実践。この考え方が『UNEEK』作りの大きなヒントになったそう。
そのアイデアをもとに紐で編まれたスニーカーを制作。「試作品を作って会社に提案した時は、“こんな宇宙から来た様なものは作れない”と反対されした」とRoryさん。「失敗が数えきれないほどあるし、何度も挫折しそうになった。でも誰も見たことの無い製品を作る為に前進だけを考えていたんだ」とプロジェクトの苦労を語ります。
この『UNEEK』は紐で編まれているという事以外にも、マイクロファイバーを使ったヒールなど、アウトドアブランド『KEEN』ならではのテクノロジーが満載。通気性が良くて、濡れてもすぐ乾燥するというこれからの季節にピッタリの利点も。
何より、何も履いていない様な軽さとフィット感が一番の魅力。これ、文章で伝えきれないのが口惜しいほどの履き心地なので、皆さんにもぜひ体験していただきたい! 素足よりも履いている方が気持ち良いなんてはじめてです。
関連記事