トム・クルーズ主演最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』が12月に公開されるのを記念して、布袋寅泰が本作のメインテーマをアレンジ。布袋と『ミッション…』の日米最強チームが結成されることが発表された。

『ミッション:インポッシブル』のテーマ曲をアレンジした布袋寅泰

今回のコラボレーションは、映画の配給を手がけるパラマウント ピクチャーズ ジャパンが本作をさらにインパクトのある手法で告知するべく、“布袋×M:I”のプランを本国に打診。ハリウッドのプロデューサー陣も、映画『キル・ビル』に使用された布袋の楽曲『新・仁義なき戦いのテーマ(BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY)』を知っており、このアイデアを絶賛。クルーズと同年歳で、彼のハリウッドデビューと同じく自身もアーティスト活動30周年を迎える布袋もこのプランを快諾したことから、今回のタッグが実現した。

布袋は「とても不思議なご縁だと思います。30年というのは決して短い期間ではないし、でも自分的にはあっという間だった。色々な試行錯誤をしながら、トムは映画に対する愛情、僕は音楽に対する愛情を失うことなくやってきた。そんな我々がこの作品で巡り合えたというのは、僕にとってはとても光栄です」と語り、「『ミッション:インポッシブル』のテーマは、映画ファンだけに止まらず、多くのファンに愛されている名曲中の名曲なので、それを傷つける訳にはいかない。その反面、僕にこのミッションを与えていただいたからには、やっぱり“布袋色”に染めたかった」とコメントしている。

これまでも幅広いフィールドで活動を展開し、8月にはFPM、小山田圭吾、RIP SLYME、SIGUE SIGUE SPUTNIKら国内外のゲストを迎えたアルバム『ALL TIME SUPER GUEST』をリリースした布袋が、『ミッション…』とのタッグでどのような楽曲を聴かせてくれるのか、映画ファンならずとも気になるところだ。なお、布袋アレンジのテーマ曲は、TVスポットなど、様々な映画プロモーションで使用される予定。

『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は、変装の名人にして圧倒的な身体能力と作成遂行能力を誇るエージェント、イーサン・ハント(クルーズ)らが謎の爆破事件に巻き込まれ、自らの潔白を証明するべく、国や組織の後ろ盾を失った状態で“ゴースト・プロトコル(架空任務)”と名付けられた史上難関のミッションに挑む姿を描く。


『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』

12月16日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開