ダンクルオステウスなどの模型をアピールする新垣結衣
国立科学博物館で開催される特別展「生命大躍進 脊椎動物のたどった道」(7日~10月4日)のプレス内覧会が6日、東京都内で行われ、女優の新垣結衣が出席した。
本展は、生命誕生から人類へと至る40億年の壮大な進化を体験しながらたどることができる展覧会。NHKスペシャル「生命大躍進」のナビゲーターを務めた新垣がゲストとして登場し、ウミサソリとダンクルオステウスの模型前でインタビューに応じた。
特別展を見て回ったという新垣は「各エリアを監修されている先生方に説明していただきながら、ぜいたくな時間を過ごさせていただきました」と振り返り、「目で見て、触って、歴史を感じられるすてきな場所になっていると思います。展示物が本当にたくさんあって驚きました」と感想を述べた。
番組出演については「このお仕事をしなければ人として存在する前の事なんて考えなかったと思うので、新しい見方ができたし楽しかったです」と充実感をのぞかせ、来場者には「40億年という歴史が限られたスペースではありますが、分かりやすく展示されています。年齢を問わずに楽しめると思います」とアピールした。
また、40億年の歴史の中からペットにしたい太古生物を問われると、苦々しい表情を浮かべながら「飼いたいと思います? 硬かったり、ぬめっとしていそう」と現実的な意見で笑わせ、「強いて言うなら、CGですが放送で私が指の上に乗せたジュラマイア。かわいいなと思います」と最古の哺乳類を挙げた。
さらに、どの時代に行ってみたいかとの問いにも「こういうのがいると怖いので…」と全長約6メートルという実物大のダンクルオステウスの復元模型を指差し、「現代に一番近い時代を見てみたい。石器や土器など、何か作ってみたいですね」と語った。
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