「ディズニー・オン・アイス アメイジング アニバーサリー」公演の模様 (c)Disney 「ディズニー・オン・アイス アメイジング アニバーサリー」公演の模様 (c)Disney

氷の上のミュージカル「ディズニー・オン・アイス アメイジング アニバーサリー」東京公演が7月18日に開幕した。日本公演30周年となる今年は、初めて「アナと雪の女王」が登場。開催前から多くの注目を集めていた。

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オープニングではミッキー、ミニー、ドナルド、グーフィーが登場し、客席を盛り上げる。「アメイジング アニバーサリー」をお祝いすべく、ディズニー映画の世界をナビゲート。今回プログラムにとり上げるディズニー映画は、『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『塔の上のラプンツェル』、そして『アナと雪の女王』。4つの物語がコンパクトにまとめられ、子どもでも飽きない工夫がなされていて、家族みんなで楽しめる上質のエンタテインメント・ショーだ。また、プリンセスが王子様と踊るダンス、氷上で繰り広げられるアクロバティックなパフォーマンスは、アイスショーならでは。他の舞台では表現できない、大人も必見の内容だ。

何もない氷の上があっという間にそれぞれの映画の世界に変わっていく。『リトル・マーメイド』では海底の世界が表現される。氷の上を自在に滑る人魚たちは、海底を泳いでいるようだ。中でも、魔女と契約したアリエルが足を手に入れるシーンは感動的。『塔の上のラプンツェル』でランタンをあげる劇中曲「輝く未来」、『美女と野獣』の「ひとりぼっちの晩餐会」など、映画の名シーンが氷の上で美しく再現される。

そしてついに『アナと雪の女王』がディズニー・オン・アイスに登場する。アナとエルサ、クリストフに加え、オラフも登場し、会場からは大きな歓声が上がっていた。「生まれてはじめて」「雪だるまつくろう」「あこがれの夏」などの名曲を次々に披露。エルサの魔法の力で、会場に雪が降ると、いよいよエルサによる「レット・イット・ゴー」だ。広い舞台をエルサただひとりが華麗に滑る。雪だけでなく火花の演出も加わり、曲の迫力を氷の上にそのまま再現。ディズニー・オン・アイスでしか見られない、最も真に迫った「レット・イット・ゴー」の舞台だと感じた。

『アナと雪の女王』をはじめ、人気のディズニー映画の世界を約2時間に凝縮。これほど中身の濃いディズニーのステージは他にない。人気作品のストーリーと名シーン、音楽を家族でたっぷりと楽しんでほしい。

■ディズニー・オン・アイス 2015 今後の公演日程
8月8日(土)~16日(日) 大阪城ホール(大阪府)
8月20日(木)~24日(月) 横浜アリーナ(神奈川県)
8月28日(金)~30日(日) マリンメッセ福岡(福岡県)(
9月4日(金)~6日(日) ツインメッセ静岡 北館(静岡県)
9月11日(金)~13日(日) 松本市総合体育館(長野県)
9月19日(土)~21日(月・祝) さいたまスーパーアリーナ(埼玉県)
9月25日(金)~28日(月) 広島グリーンアリーナ(広島県)