“UMA(未確認生物)”を題材とした映画『探検隊の栄光』のスピンオフドラマ・イッキ見!イベントが7日、東京都内で行われ、出演者の藤原竜也、岡安章介(ななめ45°)が登場した。
この日は、ミステリーマガジン・月刊「ムー」の編集長・三上丈晴氏も登壇。かねてより「ムー」ファンという藤原は、三上氏が語る最新のUMA情報に目を輝かせながら聞き入ると、最後は「すっかり(自分も)お客さんになってしまってすみません」と観客に詫び、笑いを誘った。
序盤で「いつかネパールに行ってイエティ(ヒマラヤ山脈に住むと言われている雪男)を探すのが夢」と明かした藤原は「イエティって本当にいますか?」と三上氏に質問。これには三上氏も「イエティは2種類いる。一つは中国寄りにいるものでおそらくは猿人の生き残り。もう一つは、コーカサス地方に住んでいるイエティ。これはネアンデールタール人と正体が分かっている」と解説に熱が入る。
興奮が止まらない様子の藤原は「実は、学芸大学の地下に“ミドリ人間”という石坂浩二さんにしか見えない地底人が住んでいるらしい」と自ら三上氏にUMA情報を提供。三上氏も「それは霊的な存在かもしれない」と興味津々だった。
さらに、知らないうちに髪を結ばれていた経験があるという藤原は「それは絶対“小さいおじさん”の仕業だとヘアメークさんに言われて信じ込んだ」と告白。しかしその後「それを聞きつけた(演出家の)三谷幸喜さんから電話が掛かってきて『僕も実は(同じ経験が)あったんだ。枕にタオル巻いてるでしょ? 僕が調べた結果、タオルの繊維が絡まって結ばれたんだ』と古畑(任三郎)的な…」とUMA説が却下されたという。
「(その説明に)妙に納得してしまった」藤原だが、三上氏は「10センチぐらいの人類は存在する。世界各地からそのミイラが見つかっていて、レントゲンでも胎児ではなく明らかに成人のミイラと判明している」と力説。藤原も再びUMA説に傾いていた。
映画は16日から公開。プロローグとなるスピンオフドラマ全5話は「ひかりTV」で配信中。