本日開幕した第28回東京国際映画祭パノラマ部門にて、劇場版『媚空―ビクウ―』が上映され、雨宮慶太総監督、大橋明監督、秋元才加、須賀健太、朝倉えりか、佐野史郎が舞台あいさつに登場した。
この作品は、雨宮慶太総監督が生み出した「牙狼<GARO>」シリーズ10周年記念作品として、2014年に放送されたテレビシリーズ「牙狼<GARO>-魔戒ノ花-」に登場した秋元才加演じる闇斬師・媚空の活躍を描いたアクションファンタジー。
劇場版の製作が決まった時の気持ちを尋ねられた秋元は、「チャンスをいたいたという気持ちが強かった」と謙虚に語りながらも、意欲的な言葉を続けた。「同時に、従来の牙狼ファンの方と、媚空を通して新しく牙狼の世界に触れる方にも楽しんでもらえる作品にしていきたいと思いました」
さらに今回、東京国際映画祭で上映されたことで、「皆さんの顔を目にして、牙狼の世界をアジアのみならず世界に広げていきたいという思いが強くなりました」会場のファンの後押しを受け、一層自信を深めた様子。
テレビシリーズ以上にアクションに磨きをかけたこの映画で秋元は、鍛え上げた肉体美も披露している。その役作りについて、「自分的には、まだまだ行けたかなという思いもあるのですが…」と余裕を感じさせつつ、「2カ月ぐらい前から週3回ジムに通って体を作りました」と努力のほどをうかがわせた。さらに「次にやる機会があったら、ロッキーみたいな身体にしたいなと思います」と続け、場内の笑いを誘った。
また本作では、秋元自らエンディングテーマ(主題歌)も担当。「媚空の気持ちを代弁して歌わせていただきました。媚空のアンサーソングにもなっていると思うので、そこにも注目して聴いていただきたいと思います」
劇場版『媚空―ビクウ―』は、11月14日(土)から新宿バルト9ほか全国ロードショー。