仮装ファンが歓喜した衣装制作部屋
「コスチューム制作過程展示」では、コスチュームの作業部屋を模した展示が行なわれていました。
東京ディズニーシーのショーのファン、テーマパークコスチュームのファン、そして仮装好きにはたまらない世界だったのではないでしょうか。
作業部屋に配置されているのは実際のコスチュームで使用している布、糸。
そして、コスチューム作りの際に参考にしているであろう書籍の数々。
ショーメイクを行う際の指示書も、大変貴重な資料です。
作業部屋の机に置かれているのは、「レジェンド・オブ・ミシカ」で使用される女性用の衣装のアート。
アートを元に、複雑な刺繍がされたコスチューム制作されていく様子を疑似体験していくと、次の部屋で完成した衣装をみることができます。
伝説の衣装を間近で見るとやっぱりすごかった!
東京ディズニーリゾート特別展示の最後を飾るのは、前回のD23 Expo Japanでも好評だった「コスチューム展」です。
東京ディズニーシーで人気を博していたエンターテイメントのコスチュームと、プロジェクターで投影される展示コスチュームを着用したショーは、切なくも懐かしく、東京ディズニーシーと過ごしてきた思い出で胸が一杯になりました。
会場に展示されていたのは、「ポルト・パラディーゾ」「ミスティックリズム」「ドラマティック・ディズニーシー2004 スタイル! 」「ドラマティック・ディズニーシー2005」「イースター・イン・ニューヨーク」そして「レジェンド・オブ・ミシカ」のコスチュームです。
公演中は近くで見ることができなかった船上にいたダンサーのコスチュームを間近で見ると、作りの精巧さ、細かな袖の擦り切れに、伝説を作っていたのは人間ひとりひとりの力だったことが感じられます。
コスチュームの他にも、帽子やかつらといった被り物も展示されており「ミッキーのファンタスティックキャラバン」などの懐かしいエンターテイメントを思い出すことができました。
パークと共にあらんことを!
東京ディズニーシーは2016年に開業15周年を迎えます。
また、その数年後、あらたにアナと雪の女王をモチーフにしたテーマポートができると発表されています。
変化・成長していく東京ディズニーシーの姿を、これからも見守っていきたいですね。