NTTレゾナントは、3月1日から8月末までの期間限定で、各地域のNPO団体などと連携した「gooのやさしい格安スマホ教室」を開催する。受講料は無料。愛知・大阪・福岡で全240コースを実施する。
NTTレゾナントが実施したアンケート調査の結果によると、90%以上のユーザーがSIMフリースマートフォン(スマホ)に象徴される「格安スマホ」という言葉を知ってはいるが、実際に変更するには至っていない。その理由は「格安スマホに変更してお得かわからない」「申込手続き・設定が難しそう」「通信速度・サポートが不安」と、購入前の不安や疑問点に関する項目が60%以上を占めていたという。
特に「格安スマホに変更してお得かわからない」の内訳では、60代の男女がそれぞれ15.2%で、ほかの世代よりも突出していることがわかった。
同社では、シニア層が抱くこうした不安を解消するために「gooのやさしい格安スマホ教室」を企画。基本的な使い方が学べる「基本コース」をはじめ、カメラや地図、天気などの機能がわかる「活用コース~お出かけ編」、「LINE」でコミュニケーションを楽しむ「活用コース~コミュニケーション編」、ネットショッピングやさまざまな便利アプリの利用が学べる「活用コース~アプリとネットショッピング編~」の四つのコースを用意した。
ほかにも「どれを選んで良いかわからない」「購入場所や手続方法がわからない」というユーザー向けの「個別相談・購入サポート」にも応じる。
2015年4月の「gooのスマホ」発売後、「スマートフォン端末」と「通信用SIM」「アプリ」「アフターサポート」をパッケージにしたサービスを提供してきた。今回の「格安スマホ教室」の開催により、ユーザー層のすそ野を広げていく狙いだ。
「gooのやさしい格安スマホ教室」の受付は2月中旬から、下記の教室で随時開始する。愛知教室は一般社団法人まなび考房(TEL:052-734-6543)、大阪教室は特定非営利活動法人きんきうぇぶ(TEL:0721-29-0019)、福岡教室は特定非営利活動法人NPOふくおか(TEL:092-732-5057)。