トーンモバイルの石田宏樹社長
トーンモバイルは、スマートフォン「TONE」向けに提供している健康管理機能「ライフログ」をアップデートし、医学博士の青柳幸利博士が監修する歩数や活動量の指標を用いた健康管理機能を追加提供する。また一日の目標達成時にTポイントが貯まるサービスも提供する。
健康管理機能「ライフログ」は、「TONE」に搭載する各種センサを利用して自動的に活動データを取得し、日常の活動量や健康状態を記録できる。ハイスペックモデル「TONE m15」では、内蔵カメラのフラッシュに指を当てて心拍数を測れるなど、健康管理機能を強化。計測結果は家族で共有することができ、離れてクラス家族の活動を確認する見守りツールとしても利用できる。
今回のアップデートでは、東京都健康長寿医療センター研究所 老化制御研究チームの医学博士の青柳幸利博士監修のもと、「中之条メソッド」を元に提唱している「メッツ健康法」を取り入れた。
「中之条メソッド」は、一日の平均歩数、平均中強度活動時間、有病率・発症率の関連性を15年間という長期に渡り調べたもので、研究の結果として、「1日8000歩、早歩き20分」を続けると、生活習慣に関わる10の疾患の発病リスクを10分の1に抑えることができるという。
ユーザーの年齢を設定すると、一日に必要な歩数と活動量が自動的に割り出され、不足量や傾向をアプリ上で確認できる。また、1日8000歩と、早歩きなどで中強度の活動が20分を超えると、1日あたり1ポイントのTポイントを付与する。今後は付与するポイント数増やすキャンペーンや連動イベントなどを検討している。
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