『バカデミー賞2012 番外編・「珍名・迷惑キャラ」で賞』
『しんちゃん』シリーズの真骨頂と言える、珍名キャラクターたち。他のアニメではありえないような(?)呼ぶのが恥ずかしい名前もチラホラありますが、この突き抜けかたも大きな魅力。ではあなたがいちばん好きな珍名さんは誰ですか?
■1993年「アクション仮面VSハイグレ魔王」
ハイグレ魔王
別次元の地球をハイグレで侵略しようとする宇宙人。
普段はにこやかな仮面とマントで風貌を隠しているが、
素顔はモヒカン頭で、ハイレグの赤いレオタードを着用している。
手下にTバック男爵、パンスト団がいる。
■1995年「雲黒斎の野望」
雲黒斎(うんこくさい)
戦国時代で春日城を滅ぼし、新たな支配者として君臨する怪人物。
自身の名前を3文字目で切って呼ばれることを非常に嫌う。
手下に、又楽斎(またがくさい)、羽鬼楽斎(わきがくさい)がいる。
■1996年「ヘンダーランドの大冒険」
マカオとジョマ
ヘンダーランドを乗っ取り、世界征服をたくらむオカマ魔女のコンビ。究極のナルシストで好みのタイプはクールな男の子。手下を使いトッペマに奪われた“スゲーナ・スゴイデス”のトランプを取り戻そうと画策する。クライマックスではバレエの技とトランプ(ババ抜き)で、野原一家と勝負することになる。
手下にス・ノーマン・パー、クレイ・G・マッド、チョキリーヌ・ベスタがいる。
■1997年「暗黒タマタマ大追跡」
ヘクソン
魔神ジャークを復活させようと企む珠黄泉族の子孫。ヒクソン・グレイシー並みの格闘技の使い手。相手の頭の中を読むことができるが、しんのすけとひまわりの脳内を読もうとすると、あまりに予測不可能な状態のため読み取りが困難で、頭痛に悩まされることに。
■1998年「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」
筋肉
秘密組織SMLのエージェント。筋肉隆々。お色気の元夫。事件に巻き込まれたしんのすけの手がかりを得るため野原家にやってきたが、自分たちも同行するときかないひろしとみさえに下剤を盛られ、大ピンチに陥る。
■1999年「温泉わくわく大決戦」
ドクター・アカマミレ
全世界の温泉の消滅をはかる悪の組織「YUZAME」の首領。
風呂を激しく憎み、入浴はおろかシャワーさえ浴びない。
その理由には過去にあるらしいがヒミツ。焼肉が大好物。
■2000年「嵐を呼ぶジャングル」
パラダイスキング
巨大なアフロヘアのファンキーな男。年は40代半ばで日本人。ずいぶん昔、猿たちの楽園だった無人島にやってきて、攻撃的な猿たちと戦い続けた結果、猿たちを撃退。今では猿たちを自在に操り、その島に自分のためのパラダイスを建設。これからは全ての人間を自分の支配下において操り、世界中を自分のパラダイスにしたいと思っている。
■2008年「金矛の勇者」
アセ・ダク・ダーク
ドン・クラーイ世界のナンバー1。地球を闇によって支配しようと企む、底知れぬ恐ろしさを秘めた敵の首領。44歳。品格を重んじながらも、部下には全て自分の価値観を押し付ける。
手下にマック・ラ・クラノスケ、プリリン・アンコックがいる。
■2009年「オタケベ!カスカベ野生王国」
四膳守(しぜんまもる)
エコ活動を推進するカスカベ市ふたば町のさわやかな新町長。
しかし、その裏では、「SKEBE(Save keeping Beautiful Earth)スケッベ」のリーダーとして「人間動物化計画」を企む。
人間を動物の姿に変身させる「人間動物化ドリンク」で本来の野生の姿の地球を取り戻そうとする。
部下に、ブンベツ、マイハシがいる。
■2010年「オラの花嫁」
金有増蔵(かねありますぞう)
タミコの実父。金有電気の社長。ネオトキオの電力関係一切を取り仕切る、街の支配者。
■2011年「黄金のスパイ大作戦」
ナーラオ/ヨースル
スカシベスタン共和国を支配する女王。ナーラオが最高元帥、ヨースルが最高総統で、女性上位国家となっている。若い頃に、おならが原因で人生を狂わされたらしい。