ASUS JAPANは、タブレット端末並みの容量5000mAhのバッテリを搭載し、1か月以上の連続待受時間を実現したSIMロックフリースマートフォン「ZenFone Max」(ZC550KL)を3月中旬に発売する。価格はオープンで、税別の実勢価格は2万7800円前後の見込み。
タブレット端末並みの大容量バッテリを備えることで、3G接続時で約38日間(約914.4時間)、LTE接続時で約28日間(約683.6時間)の連続待受と、3G接続時で約37.6時間の連続通話を可能にし、バッテリ残量を気にすることなく使えるAndroidスマートフォン。
大容量バッテリ搭載ながら、「ZenFoneシリーズ」共通のスリムでスタイリッシュなデザインを維持しており、付属の変換ケーブルを使用すれば、一般的なスマートフォンなら約1回~1.5回満充電でき、タブレット端末やモバイルルータの充電も可能な「リバースチャージ」機能を備える。
アウトカメラは、最速約0.03秒でのピント合わせを実現する「レーザーオートフォーカス」機能を搭載し、高速なピント合わせだけでなく、薄暗い場所でのすばやいオートフォーカスにも対応する。
このほか、自然な色味で撮影できる「デュアルカラーLEDフラッシュ」、薄暗い場所でもフラッシュなしで自然に明るく撮影可能な「ローライトモード」、周囲の明るさに合わせてLEDフラッシュの発光を自動調整する「リアルトーンフラッシュ」機能、変換精度に優れた日本語入力システム「ATOK」を備える。
CPUにクアッドコアのQualcomm Snapdragon 410を採用し、10点マルチタッチ対応5.5インチワイドIPS液晶ディスプレイ(解像度1280×720)、2GBのメモリ、16GBのストレージを搭載する。インターフェイスは、1300万画素/500万画素のカメラ、microSDXC/microSDHC/microSDカードスロット、microUSB×1基などを備えている。また、5GB分の「ASUS WebStorageサービス」(永久無料版)と、100GB分の「Googleドライブ」(2年間無料版)も利用できる。
対応無線通信は、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 4.1。OSはAndroid 5.0.2。サイズは幅77.5×高さ156.0×奥行き5.2~10.55mmで、重さは約202g。カラーは、ブラック、ホワイトの2色。