「フリーコース」と「ずっとドコモ割コース」の適用イメージ

NTTドコモは、2年間の定期契約満了後、更新月以外で契約を解除した場合に発生する解約金を撤廃する新サービス「フリーコース」を6月1日から提供すると発表した。一方、解約金を残す代わりに割引制度を拡充した「ずっとドコモ割コース」も同時に提供し、利用者が「2年縛り」後の解約金の有無を選択できるようになる。

フリーコースは、定期契約満了後、2か月間の更新期間中の申し込みが必要。更新期間以外での解約金9500円はなくなるが、利用年数に応じてパケット料金が割引きとなる「ずっとドコモ割」と更新期間後に獲得できる「更新ありがとうポイント」は適用対象外となる。

ずっとドコモ割コースは、解約金の免除を更新期間中だけに据え置く。割引制度では、「ずっとドコモ割」の適用対象を「継続利用5年以上」から「継続利用4年以上」に早期化し、最大割引額を現状の「2000円」から「2500円」とする。また「更新ありがとうポイント」は、1回線の更新ごとに3000ポイントを付与する。

両コースを選択できるのは、カケホーダイプラン(スマホ/タブ)、カケホーダイプラン(ケータイ)、カケホーダイライトプランTM、データプラン(スマホ/タブ)、データプラン(ルーター)の契約者で、2016年4月以降に2年契約の満了を迎えるユーザーが申し込める。なお、法人の契約者は対象外。