5月21日、サッポロビール株式会社は『サッポロ 麦とホップ「空からの日食体験が当たる!」キャンペーン』の賞品として、ソラシド エア(スカイネットアジア航空(株))の協力を得て、羽田空港専用チャーター機による日食観測フライトイベントを開催した。
50組100名の当選者と共に、スペシャルゲストとして戦場カメラマン渡部陽一が搭乗し、金環日食の写真を撮影した。
日食自体の撮影は初めてという渡部と当選者を乗せた飛行機は、午前6時40分に仙台の東、太平洋上空の観賞ポイントに到着。渡部によると撮影のポイントは<直接太陽を見ないようにすること、飛行機の向きや位置、方角、距離に気を配ること、そして瞬間をしっかり撮ること>とのこと。当選者には日食観測の間、『サッポロ麦とホップ』がふるまわれた。
観賞ポイントに到着すると光の強さが強く、ファインダーが覗けないため、ディスプレイを見ての撮影となった。渡部は位置によって体勢を変え、寝転んだり、床に座ったりと色々なポーズで撮影。午前7時39分に暗くなり、ついに世紀の瞬間であるリング状の金環日食に。金環のリングが神秘的な中、渡部は「感無量です」とひと言。「思い出になった素敵な一日。'12年5月21日は決して忘れない!」と強く語った。