映画『フォードvsフェラーリ』公開記念イベントが6日、東京都内で行われ、本作のアンバサダーに就任した堂本光一(KinKi Kids)が出席した。
本作は、1966年のル・マン24時間レースを題材に、カーデザイナーのシェルビー(マット・デイモン)と破天荒なレーサーのマイルズ(クリスチャン・ベイル)の熱い友情とプライドを懸けた挑戦を描く。
大の車好きとして知られる堂本は、アンバサダー就任を受け、「光栄でしかない。『車好き』と公言してきてよかった。こんなおいしい仕事をさせてもらっていいのかな」とうれしそうに笑った。
映画の内容にちなみ、「不可能に思えるけど、『絶対にやってやる』と思って挑んだものは?」と聞かれると、「自分のやっている仕事…。特にライブや舞台というのは、ある意味、異次元の世界で、『不可能だよなぁ』と思われることを可能にしていく作業だと思っているんです」とコメントした。
続けて「僕の口癖でもあるのですが、『言うのはただだから言うけどさ…』と言って、スタッフさんと打ち合わせを進めることがある。そうやって不可能を可能にしていく作業がすごく好きなんです。魔法の空間を作っていく作業に携われるのは幸せだなって思います」と語った。
劇中で描かれる2人の激しいけんかに話題が及ぶと、「ものすごいけんかではあるけれど、互いに愛情がある。僕も二人組なんですが、逆に僕らは1回もけんかしたことがない。だからああいう取っ組み合いのけんかができるのも、すごくすてきだなって感じました」と明かした。
剛との関係については、「なんか昔からそうなんですよね。お互いに『この野郎』と思っているところはあると思うんですが、『それは、それやな…』と互いに認めている感があるんです」とし、司会者から「今年の目標はけんか?」と聞かれると、「それもいいかもしれませんね」と笑った。
映画は1月10日から全国ロードショー。