山本彩(NMB48)のソロデビュー1stAlbum「Rainbow」発売記念スペシャルイベントが10月26日、東京都内で開催された。
元東京事変のベーシスト亀田誠治をサウンドプロデューサーに迎え、スガシカオやGLAYのTAKUROが楽曲を提供したほか、自身が書き下ろした7曲を収録したこのアルバムについて山本は、「すごく豪華で、まさにベストアルバムと自信を持って言えるので、たっぷり堪能してください」とアピール。ブラックを基調としたへそ出しパンツルックで、自身が作詞作曲した「レインボーローズ」など3曲を伸びやかでパワフルな歌声で披露し、アイドルからシンガーソングライターに脱皮した姿を2000人のファンに届けた。
イベント後、「ぶっつけ本番だったので緊張もあるし、お客さんがいなかったらどうしようという不安もあったけど、温かく迎えてくれてうれしかったです」と安堵の表情を見せる山本。楽曲は6月から作り始めたそうで「6年間、NMB48グループにいながら抱えてきた思いを歌にできたので、今の私が120%出せたアルバムです」としみじみと語った。
そんな渾身作とあって公約を求められた山本は、グループのデビュー曲「絶滅黒髪少女」が「ウイークリーチャート1位を取れなかったらブルマ公演」という公約を掲げたことを引き合いに出し、「初心に帰る気持ちでブルマになってもいいのかな」と切り出すと、前回とは逆に「1位を取ったらブルマ」と宣言し、ファンを喜ばせた。
そんな中、木下春奈、松岡知穂、上西恵などグループメンバーが続々と卒業発表したことについて話が及ぶと、「卒業を糧に頑張っているメンバーもいるし、卒業したメンバーも夢を追い続けているので背中を押したい。それに、残っているメンバーのためにも今の私の活動が希望になれば」と吐露。自身の卒業については「考えられない」と断言しつつも、「ファンの方がざわつくので、まだ大丈夫と今は言っておきます」と含みを持たせた言葉も残し、会場を後にした。