「東京豚骨拉麺ばんから」が月額6800円の「ラーメンパスポート」を販売開始

「東京豚骨拉麺ばんから」を運営する花研は2月3日に3種類のラーメンが1日1杯まで食べ放題になる「ラーメンパスポート」の販売を開始した。対象となる店舗は秋葉原店と池袋東口店。税込価格は月額6800円。グルメサイトの「favy」を通して申し込みを受け付けている。

選択できるのは、ばんからラーメン(770円)、つけ麺(850円)、とんこつ(800円)の3種類。1番安い「ばんからラーメン」でも、1カ月に9回食べれば元が取れる計算だ。

「ラーメンパスポート」のほか、人気のトッピング「角煮」が1回につき1個ついてくる「トッピング角煮パスポート」(1000円)、味玉やメンマなどのトッピングが選べる「トッピングパスポート」(300円)も合わせて提供する。

ここ数年で続々と登場している飲食系のサブスクリプションサービス。ラーメン店では2017年秋に「野郎ラーメン」が月額8600円(税別価格、税込で9460円)で1日1杯ラーメンが食べられる「1日一杯野郎ラーメン生活」を開始し、好評を博している。

もっとも安い「豚骨野郎」(税込780円)を1カ月に13杯食べれば元が取れる計算。好みもあるので単純比較はできないが、今回のばんからのサービスは元の取りやすさでいえば、野郎ラーメンより優秀だ。

昨年末には焼肉チェーンの「牛角」が開始した牛角コースの1カ月食べ放題プラン(月額1万1000円)や京都タワーホテルの朝食ビュッフェの1カ月食べ放題プラン(月額3800円)が話題を集めたが、20年はますます飲食×定額制のサービスがトレンドになりそうだ。(BCN・大蔵大輔)