「斎藤さんだぞ!」

 その年に流行したポーズや動作を調査する“流行ポーズ大賞2016”が決定した。

 まず、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のエンディングでおなじみの「恋ダンス」が「ガッキーのダンスがかわいい」とネットでいち早く話題になって拡散、ドラマの大ヒットもあって第3位に。次いで、ジャスティン・ビーバーのTwitterをきっかけに世界中を駆け巡ったピコ太郎の「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」が第2位にランクイン。

 そして、第1位に輝いたのは、安倍首相が自身の主催した「桜を見る会」で斎藤本人を前に、スーツの前を広げるポーズをとったほど国民的な“流行ポーズ”となった、人気お笑いコンビ・トレンディエンジェル斎藤司の「斎藤さんだぞ!」。

 この結果に斎藤は「PPAPにやられっぱなしで、恋ダンスや、パーフェクトヒューマンなど敵は多かったですが、髪薄いぺっぺぺーが勝ちました。俺をだれだと思ってるんだ!斉藤さんだぞ!」とコメントした。

 このほかに、4位以降にはバブル時代のネタが得意なピン芸人・平野ノラの『しもしも~』やオリエンタルラジオが再々ブレイクし、紅白出場を果たした曲「PERFECT HUMAN」など今年話題となったネタがランクインしている。