観月ありさ(左)と上川隆也

 舞台「シェイクスピア物語」~真実の愛~のマスコミ向け公開ゲネプロと囲み取材が22日、神奈川県内で行われ、出演者の上川隆也、観月ありさ、五関晃一(A.B.C-Z)、小川菜摘ほかが登場した。

 主人公のウィリアム・シェイクスピアを演じる上川は、「シェイクスピアという希代の脚本家、演出家を題材とした愛の物語です。みんなで楽しいものを作り上げようとやってきました。ぜひおいでください」とPR。

 ヒロインを演じる観月は、23日から始まる舞台について「クリスマスもはさみますし、新年も7日から舞台が始まるので、皆さんの記憶に残るすばらしい舞台にしたいと思います」と意気込みを語った。「ラブシーンはある?」と聞かれると、上川は「はい。それはもう、ねたましいと思っていただけるぐらいのことをやっています」と明かした。

 シェイクスピアのライバル俳優であり、友人役を演じる五関は「クリスマスイブとクリスマスと大事な日に公演がありますので、来ていただいた方たちには責任を持ってキュンキュンさせたいと思います」と宣言した。

 この作品が初共演となる上川と観月だが、「上川さんの印象は?」と聞かれると、観月は「頼りっぱなしで、本当に助かってます。私はすごく鳥目で、ステージが暗転になった瞬間に何も見えなくなって、はける(舞台から退出すること)時に分からなくなる瞬間があるんですけど、その時に上川さんがパッと手を引いてはけさせてくれたりするので、私のはけは全部上川さんに掛かっています」とエピソードを披露して、会場の笑いを誘った。

 「ご主人様は見に来る?」との質問には、「はい、私よりも気合を入れて来ると思います」と笑顔で回答した。「ラブシーンもありますが…」と振られると、「もちろん知っています。プライベートとお仕事は全然別なので、ひとりのお客さんとして楽しみに見ると思います」と答え、夫婦円満ぶりをアピールした。

 小川は「(夫の)浜田(雅功)さんの体調は?」と質問されると、「はい、おかげ様で大丈夫です」とコメントした。

 舞台は23日~25日、2017年1月7日~9日 KAAT神奈川芸術劇場ほか、大阪・名古屋で上演。