カシオ計算機は、コンパクトデジタルカメラ「EXILIM」の新製品として、自撮り写真がひときわキレイに撮れる「EX-FR100L」を2000台限定で3月17日に、さまざまな環境で好みの美肌効果を発揮する「EX-ZR3200」を4月14日に発売する。価格はともにオープン。
「EX-FR100L」は、有効1020万画素の裏面照射型CMOSセンサ、焦点距離2.87mm(35mmフィルム換算で16mm相当)の広角レンズを搭載し、カメラ部とコントローラー部が分離する構造なので、コントローラー部で構図を確認しつつ、広角レンズによって背景を広く入れた全身自撮りが簡単に撮れる。
シーンに応じて、カメラ部を離れた場所に置いてリモート撮影する「リモートスタイル」や、アップでの自分撮りに適した「セルフィースタイル」、カメラ部を折りたたんだ「カメラスタイル」を使い分けることができ、従来の形状のカメラでは難しいアングルでも撮影できる。
顔や全身の肌を検出して、背景の彩度やコントラストを強調し、SNSなどで好まれる色鮮やかでポップな色彩に仕上げる「メイクアップアート」機能を搭載。肌の色は6段階、肌のなめらかさは12段階で調整可能で、撮影時にガイドに顔と脚を合わせてポーズをとることで、スラリとした美脚に撮影できる新機能「美脚ガイド」も搭載する。
本体は、カメラ部、コントローラー部ともに1.7m(合体時は1.3m)からの落下に耐える耐衝撃性能、マイナス5度の耐低温仕様、IPX8/IPX6相当の防水性能、IP6X相当の防じん性能を備える。対応メディアはmicroSDXC/microSDHC/microSDカード。カメラ部は、サイズが直径60.9×奥行き33.3mmで、重さが約76g。コントローラー部は、サイズが幅59.2×高さ86.7×奥行き19.4mmで、重さは約103g。合体時は、サイズが幅60.9×高さ154.8×奥行き38.7mmで、重さが約214g。
カラーは、ピンク、ホワイトの2色。税別の実勢価格は5万500円前後の見込み。
「EX-ZR3200」は、有効1210万画素の裏面照射型CMOSセンサ、焦点距離5.4~64.8mm(35mmフィルム換算で25~300mm相当)の光学12倍ズームレンズを搭載。顔を検出して肌の色やなめらかさを調整する「メイクアップアート」機能をはじめ、上向きに180°開くチルト液晶や、縦に構えた際に便利なフロントシャッター、カメラに手を振ることでシャッターを切れる「モーションシャッター」機能など、自分撮りやみんな撮りに便利な機能を備える。
また、本体の「ムービーボタン」を押した前後の瞬間のみ、再生時に120fpsまたは240fpsのスローモーションに切り替えて撮影できる「ドラマチックスロー機能」を搭載する。対応メディアはSDXC/SDHC/SDカードで、27.7MBの内蔵メモリも備える。サイズは幅108.3×高さ61.5×奥行き36.7mmで、重さは約249g。
カラーは、ビビッドピンク、ホワイトの2色。税別の実勢価格は4万6000円前後の見込み。