広瀬すず(左)と大原櫻子

 映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』のスペシャルトーク&ライブイベントが7日、東京都内で行われ、出演者の広瀬すず、主題歌を歌った大原櫻子が登壇した。

 本作は、2009年に福井商業高校のチアリーダー部が、全米チアダンス選手権大会で優勝した実話を基に映画化したもので、広瀬は軽い気持ちでチアダンス部に入部したものの、顧問のスパルタ指導により、チアダンスに開眼していく友永ひかりを演じる。

 2人は、2014年の「第93回高校サッカー選手権」で、広瀬が応援マネジャー、大原が応援歌を担当して以来、プライベートでも大の仲良しだという。

 大原は「昨日も一緒にいました。2人とも体をデトックスさせることが好きで、よく砂風呂に行くのですが、昨日もそういうところに行って癒やされました」と明かした。

 広瀬が「会い過ぎちゃって、仕事なのかプライベートなのか分からなくなっちゃうぐらい。今年に入ってから月2ぐらいで会っています。結構多い方。ほぼ毎日メールをしているので、毎日一緒だね」と語ると、大原も「愛し合っています」と“相思相愛”ぶりをアピールし、会場を盛り上げた。

 とはいえ、2人だけでイベントに参加するのは今回が初。広瀬は「姉(広瀬アリス)と一緒に(イベントを)やる時はホーム感があるのですが、(今日も)同じ感じがします。安心するし、いい意味でダラっとします」と心境を吐露した。

 また広瀬は、大原が主題歌を歌うと初めて知った時は「悲鳴を上げた」といい、「すぐ、さくちゃんに電話しました。私が主演させていただく映画の主題歌を、親友が担当するなんてすごく理想的というか、本当にうれしいなと思って…」と振り返った。

 この日は、事前に募集した2人への質問コーナーも実施された。「同じ人を好きになりました。2人ならどうしますか?」という質問に、広瀬は「好きな人の良いところがお互いに分かるから、(それを)言い合う」と回答。

 「だって、彼女も好きなんだよ。逆にそうやって(好きな人のことを)言い合える人っていないでしょ」と言葉に力を込めたが、「でも、もしも(自分が相手と)結ばれたりすれば苦しい。親友だから…」と複雑な表情を浮かべた。大原も「どうなんだろうね。なったことないもんね」と考え込んだ。

 最後は、大原がステージ上で主題歌「ひらり」を歌唱。客席の最前列で鑑賞した広瀬は、涙を流し「やばい。大号泣。主題歌を“さくちゃん”が歌ってくれて本当に良かったなと思って。私、涙腺崩壊しました」と感激しきりの様子だった。

 映画は3月11日から全国東宝系でロードショー。