バッファローは、デジタルフォト・アルバム「おもいでばこ」の新製品として、IEEE802.11ac準拠の高速無線LANに対応し、新たに写真の持ち出しに対応した「PD-1000Sシリーズ」を3月下旬に発売する。
「おもいでばこ」は、本体の内蔵HDDにスマートフォンやデジタルカメラで撮影した写真や動画を取り込んで自動で整理し、テレビやスマートフォンなどで再生できるデジタルフォト・アルバム。
今回、ユーザーの要望に応え、指定した写真をスマホやタブレットの「おもいでばこ」アプリに、オリジナルデータより圧縮して保存することで、外出先でも写真を鑑賞できる「クリップ」機能を追加。クリップした写真は各種SNSでのシェアも可能で、「おもいでばこ」に保存した写真をより多くの人と共有できる。
「PD-1000Sシリーズ」は、ハードウェア面も強化し、新たにIEEE802.11ac準拠の無線LAN(2.4GHz帯/5GHz帯)に対応したほか、「スマホファースト」をテーマに、テレビ画面の指示に従って操作するだけでスマホの設定まで可能な「ネットワーク初期設定」機能、意図せぬ電源切断時に、HDDの状態をセルフチェックしてデータ修復を試みる「ディスカバリー」機能、Bluetoothオーディオへの対応を追加。操作画面のデザインも一新した。
なお、新画面デザインと、クリップ/ネットワーク初期設定/ディスカバリーの各機能は、2015年3月発売の「PD-1000シリーズ」も、4月配信予定の本体ソフトウェアアップデートやiOS/Android向けアプリのアップデートを適用すると利用できる。「クリップ」機能を追加した最新の「おもいでばこ」アプリは、iOS向けには3月下旬に、Android向けには近日配信予定。
価格はオープンで、オンラインショップの「バッファローダイレクト」での税込価格は、HDD容量1TBの「PD-1000S」が3万7584円、HDD容量2TBの「PD-1000S-L」が4万9680円。