9.7インチiPad

Appleは、より明るい9.7インチのRetinaディスプレイを搭載した「iPad」を発表した。Apple.comでは、日本時間3月25日午前0時1分から予約を受け付ける。

解像度2048×1536の9.7インチのRetinaディスプレイ、パワフルなA9チップを搭載しながら、2014年10月に発売した従来の「iPad Air 2」より値下げした。エントリーモデルは、9.7インチのiPadとしては、これまでで最も求めやすい価格となる。同じ9.7インチの「iPad Pro」とは異なり、「Apple Pencil」「Smart Keyboard」には対応しない。

ストレージ容量は32GBと128GBの2種類で、それぞれWi-Fiモデルと、世界中の幅広いLTEの通信バンドに対応したWi-Fi+Cellularモデルを用意する。カラーは、シルバー、ゴールド、スペースグレイの3色。

従来同様、800万画素の背面カメラ、1200万画素のFaceTime HDカメラ、指紋認証機能「Touch ID」なども搭載する。OSはiOS 10。バッテリ駆動時間は最大10時間。サイズは幅169.5×高さ240.0×奥行き7.5mmで、重さはWi-Fiモデルが469g、Wi-Fi+Cellularモデルが478g。「iPad Air 2」より1.4mm厚く、重さはWi-Fiモデルの場合で32g重くなった。

Apple.comでの税別価格は、Wi-Fiモデルの32GBが3万7800円、128GBが4万8800円、Wi-Fi+Cellularモデルの32GBが5万2800円、128GBが6万3800円。

また、2015年9月に発売した7.9インチの「iPad mini 4」は、128GBモデルのみとし、Wi-Fiモデルを4万5800円、Wi-Fi+Cellularモデルを6万800円に値下げした。カラーは、シルバー、ゴールド、スペースグレイの3色。

新しい9.7インチiPadのWi-Fi+Cellularモデルは、日本国内では、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクが取り扱う。発売日は決まり次第、告知する。