「Uber Eats」は7月20日時点で東京を中心とした21エリアが配達地域となっている。また、今年の夏には札幌や鹿児島といった新エリアにも進出予定だ

スマートフォンで注文するだけで、配達パートナーが希望の場所まで料理を届けてくれるデリバリーサービス「Uber Eats」。筆者も外出自粛を機に業務がテレワークに切り替わってから、昼食に多様性を持たせるために利用するようになった。このサービスを使ったことがない人は、「どうやって料理を選ぶの?」「ちゃんと届くの?」といった疑問や不安を抱くことだろう。今回は、Uber Eatsの基本的な使い方と安全に料理を楽しむための方法を紹介する。

お店が多すぎて逆に迷う? 料理を手早く選ぶコツ

Uber Eatsでは、現在地周辺にある加盟店の料理を注文できる。有名チェーン店はもちろん、地域の老舗店やミシュランの星付きシェフの食事も行列に並ぶことなく楽しめるのが特徴だ。しかし、利用可能な店舗が多すぎて迷ってしまうことも多い。

食べたいものがあるときは具体的な店名を検索すればいいが、決まっていない場合は料理のカテゴリを選ぶところから始めよう。アプリを開き、画面下部の「検索」をタップすると「ヘルシー」「定食」「台湾料理」といった料理のカテゴリの一覧が出てくる。そのなかから好みのものをタップしよう。

お得に注文したい場合は、画面上部の「最新のお得な情報」や「Restaurant Rewards」を選択するといいだろう。割引やおまけの特典を実施している飲食店一覧が出てくる。

料理のカテゴリを選んだら、次は具体的な飲食店を決めよう。たくさんの候補が表示されたときは、画面上部の絞り込み機能を使うのがおすすめ。画面左端のアイコンをタップすると、利用客からの評価が高い店や配達時間、価格帯などのフィルターをかけられる。「ホーム」にも、現在地周辺でユーザーからの評価が高い店や、配達時間が短い店などが表示されるので参考にしよう。

キャッシュレス決済がおすすめ! 支払い方法を選ぼう

Uber EatsではLINE PayやPayPay、Apple Payといった電子マネーや各種クレジットカードを使った事前決済が可能。これらのキャッシュレス決済は配達員との現金のやり取りを省けるほか、対面せず玄関先に料理を置いてもらう「置き配」サービスが使えるので便利だ。支払い方法は「アカウント」の「お支払い」から複数追加できる。

初めてUber Eatsを使う人におすすめしたい支払方法は、「Mastercard」を使った決済。2020年10月31日までの期間限定で、初回注文に限り、注文金額が1500円以上で支払いにMastercardを利用すると、1000円割引になるキャンペーンを実施している。さらに、このプロモーションコードを使うと、次回以降300円割引になるプロモーションも受け取れるのでお得だ。

注文確定の前に要チェック! 受け取り方法と場所を決めよう

注文する品と支払い方法を決定したら、料理の受け取り方法と受け取る場所を確認しよう。受け取り方法は、対面式の「玄関先で受け取る」「外で受け取る」と、非対面式の「玄関先で置く」の三つから選択できる。

注意したいのは受け取り場所だ。Uber Eatsでは受け渡しを希望する場所を入力すると、マップに自動的にピンが立つ。注文を受けた配達員はそれを参考に商品を届けてくれるのだが、正しい場所からピンがずれて配達員が建物を間違ってしまうトラブルが起きやすい。「ホーム」画面上部をタップし、住所を正しく入力されているかを確認しよう。

困ったときはサポートセンターが対応! 配達員と飲食店を評価しよう

注文が確定し、店側の準備が完了すると配達員が料理をピックアップして届けてくれる。Uber Eatsはアプリ上で配達員の現在地を確認できるので、「いつ届くのかな」という不安を解消できるのがうれしい。

さらに、料理受け取り後に配達員と飲食店に対して評価を行うシステムもある。特に問題なく受け渡しができた、料理が美味しかったという場合はグッドアイコンを押すといいだろう。一方で「注文したものとは別の料理が来た」「配達完了通知を受け取ったが、料理が置かれていない」という場合はサポートセンターに連絡する必要がある。飲食店に連絡しても対応できないので注意しよう。

上記の通り、現在地のピンがずれた状態で置き配サービスを使うと配達ミスが置きやすい。注意事項を記入したり、配達員にメッセージを送るなどして正しい受け取り場所を伝えることが重要だ。

Uber Eatsは、悪天候で買い物に行きたくないときや、暑くてキッチンに立つ気が起きないときには非常に便利だ。現在は任意で配達員を支援する「チップ」制度もあるので、気になる場合は「評価」画面で金額を選び、支払ってみるのもいいだろう。(TEKIKAKU・山崎理香子)