チケットぴあにも出没。ボランティアとあれば、どこにでも行きます!

「501stリージョンの憲章にも記されているんですが、われわれの最大の目的は「スター・ウォーズ」の世界を讃えることなんです。プロフェッショナルのパフォーマーではないので、凝ったアクションショーができるわけではありません。なのでメインの活動は、見た目でイベントを賑わせたり、子供たちと一緒に写真を撮ったりすることですけど、依頼があれば私生活に支障がない限りどこへでも行きますよ(笑)」。

      

 

とはいえ日本での「スター・ウォーズ」人気は根強く、日本支部発足から10年を超えた最近ではほぼ毎週どこかしらに出動している。「本国アメリカほどではありませんが、出動する機会に恵まれていてアジアのほかの支部から羨ましがられているんですよ」と笑うのは、ダース・ベイダーのコスチュームに身を包んだ宮川さん。世界で5800人いるメンバーとはネットを通じて国際交流を深めていて、「例えば僕がハワイに旅行すると、会ったこともない現地メンバーが歓迎パーティを開いてくれて、観光案内までしてくれるんです」というから素晴らしい。

「当然みんな「スター・ウォーズ」が大好きなので、すぐに意気投合できるんです。海外から仲間が来日した時も、まんだらけや秋葉原に連れて行けばいいんだと話す前からわかりますからね(笑)。メンバーのほとんどがストームトルーパーのコスチュームを着用しているんですが、ストームトルーパーって基本設定上はクローン人間ですよね。だから僕らも感覚的には全員兄弟なんですよ」と天島氏も付け加える。