日米の違いを乗り越えて生まれた東京ディズニーシーのシンボル「アクアスフィア」
2001年9月4日にオープンした東京ディズニーシーが19周年を迎えた。総工費3350億円をかけて着工から2年に及ぶ大工事の末に生まれた巨大アミューズメントパークは、来年で二十歳になる。
「アクアスフィア」が誕生するまでに苦労も
オリエンタルランドのホームページによると、東京ディズニーシーの構想が公になったのは88年4月のこと。ちょうど、東京ディズニーランドがオープン5周年を迎えた日のことだった。当時は、「第2パーク」と呼ばれており、83年10月から構想の発表に向けた検討作業が重ねられてきた。
さらに、第2パークが東京ディズニーシーとなり、その概要が明らかになったのが97年。実に、10年もかけて入念に練り上げられたプロジェクトだった。
ときにはディズニー社との間による日米の文化的な背景の違いから、テーマパークのシンボルを決める際に衝突もあったという。当初の「灯台」という案について、米国人にとっては冒険の守り神であり祖国に戻ってきたシンボルだが、日本人にとっては哀愁を帯びた寂しいイメージという違いがあった。議論を重ねる中で両社がたどり着いた答えが、現在のエントランスにそびえる水の惑星である地球を表した「アクアスフィア」だ。
そうした過程を経ながら「セブン・シーズ(七つの海)」という海をテーマにした東京ディズニーシーが誕生した。
20年2月29日に新型コロナウイルスの影響で東京ディズニーランドと東京ディズニーシーは臨時休園した。当初、3月16日としていた再開はたびたび延期となり、結局、7月1日に再開した。
再開後は、入園者数を制限によるキャパシティコントロールやアトラクション、ショップ、レストランなど各施設の利用人数の制限、定期的な拭き上げ、ソーシャルディスタンスの確保などを施しながら慎重に運営している。
再開時の運営時間は8~20時だったが、9月1日から9~21時に変更。一部のイベントやアトラクションは休止しているものの、ゆっくりとにぎわいを取り戻しつつある。
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