1回10秒程度でできる、おすすめトレーニング法

そんな間々田さんから、1回10秒程度でできるトレーニングを教えていただいた。朝・晩に取り組んでみよう。

まずは、顔全体をほぐし血流アップさせる効果のある「くちゃくちゃぱっ」(本書18ページ参照)をしてみよう。

やり方は簡単。息を大きく吐きながら、顔のパーツすべてを、ギュッと力を入れながら顔中央へ集めていく。顔がくしゃくしゃになっても気にしない。

それから「ぱぁっ」と脱力して、息を吐き出す。縮めていた筋肉を一気に発散するイメージだ。緩めることでリラックス効果も生まれる。

  

 次は、まぶたのたるみと額のシワが取れる「おでこロック」(本書20ページ参照)をしてみよう。

額が動かないように手でしっかりと押さえ、眩しいものを見るイメージで目を細める。そのまま、まぶたの力だけを使って目を開く。眼球を前に飛び出させるイメージだ。このときも額は持ち上げないように注意したい。

額や眉の力を使うのではなく、まぶたの力だけで目を大きく見開くことで、目の周りの筋肉が鍛えられる。ずっと続けていれば、年を経っていくにつれて、目が小さく細くなることもないという。

このようにいつも口角を意識的にあげて、人と話すことが大事。

それから、小顔効果のある「ビックリスマイル」(本書22ページ参照)と続く。下唇を下の歯に押し付けて、上の歯だけが見えるようにした状態で、思いっきり口角を上げて笑顔を作ろう。

特に、この3つのエクササイズを朝に行うことで「職場の人たちへ朝の挨拶をするときにも、元気で快活な印象を与えられますよ」と間々田さん。

確かに、口角の下がっている人よりも、上がっている人の方が一緒に仕事をしていても楽しい。口角を上げておいて損はない。