MCUファン的観点と“マルチバース”

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』 ©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.

『スパイダーマン』シリーズは全世界で愛され、20年来のファンも少なくありません。

完結編でもある本作は、そんなファンからしたら号泣ものだろうな、と言うシーンが本当に多かったです。

トム・ホランド版スパイディ至上主義かつ、MCUオンリーガチオタク、さらに過去作はサーっと横目で流し見の適当復習だった私でさえ、グッとくるシーンがいくつもありました。

そしてMCU勢的には、“マルチバース”が本作のような大作映画で扱われていて、かつ最高のエンターテイメントになっている点が、非常にアツかったです。

思えばフェーズ4が幕を開けた2021年初めより、『ワンダヴィジョン』や『ロキ』『ホワット・イフ…?』『ホークアイ』などのシリーズもので、“マルチバース”への準備運動をさせていてくれた感じでした。

本作は、これからどんどん複雑化して行きそうな“マルチバース”が、大変分かりやすく登場し純粋に楽しめたこと、それから何より『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』への期待値を、さらに跳ね上げてくれた事が、本当に大きかったです。

なんかマルチバース難しそうだなぁ…と、多少これからのMCUに不安を覚えていたので、これだけ面白く且つわかりやすく、胸熱な展開の中で見せてくれたら、これからもついて行けそう!

同じく「分かりやすいマルチバース作品」と言われている『スパイダーマン:スパイダーバース』も、観てみたくなりましたよ。

やっぱり嬉しい、ストレンジ先生の登場!

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』 ©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.

本作は、崇高で完璧な印象だった至高の魔術師、ドクター・ストレンジの立ち位置と言うかキャラクターが少し変化しており、そこも面白かったです。

予告編も「ストレンジ先生がやらかしたんだろうな」と推測できる描写でしたし、今の彼なら、次回作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』でも何かやらかすか、完璧に対処できずに何か大きな事象に巻き込まれて行くのも、納得できる感じ。

小物感までは行かないにしろ、とっつきにくい完璧感が消えて、ある意味親しみやすさと言うか、ちょっと不安定さも加わって、これからに期待できるような“主人公感”が増していたのが、なんだか嬉しかったです。

『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の予告編でも、ワンダに助けを求めていたり、完璧だと思っていた人が後から見せる未熟感みたいなものって、ちょっと萌えるじゃないですか。

次回作への期待も煽るようなキャラクターの小さな変化は、本作において気づけて嬉しかったポイントでした。

あと、シンプルにベネディクト・カンバーバッチが格好良い(結局これ)。

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