ついにシリーズの完結を迎える『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年4月26日(金)公開)。
11年前のアイアンマンから始まり、21もの作品を経て、とうとうこの壮大な物語が完結するのです。
一足先に試写を観た、ディズニー特集でも指折りのマーベル好きである筆者が、ネタバレ無しでレビューします。
今世紀最強のシリーズ「アベンジャーズ」、堂々の完結
全世界興行収入 歴代4位の大ヒットとなった、前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。
6つのインフィニティ・ストーンを集めた、最恐最悪の敵サノスが野望を完遂し、地球を含む全宇宙の生命を、半分消し去りました。
多くの仲間や家族を失い、絶望の淵に立たされるアベンジャーズ。
再び結集し、サノスに立ち向かい失われた生命を取り戻すため、最後にして史上最大の復讐<アベンジ>に挑みます。
ネタバレ避けは今回も必須!
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の時と同じく、今回も「#DontSpoilTheEndgame」(「エンドゲームのネタバレはしないで!」)と言うキャンペーンが展開。
ワールドプレミアも終わり、既に『アベンジャーズ/エンドゲーム』を見終えた人たちが存在しているのです。
「ネタバレを踏んだから、もう楽しめない!」と言う事では、全くありません。
筆者もあと10回は観に行こうと、前売り券を購入済みです。
ですが、まっさらな気持ちで今回の完結編を楽しむためには、出来得る限りのネタバレ避けをしたほうが良いと、断言できます。
なるべく早く見に行くこと、可能ならネットやSNSを完全シャットアウトしても、良いかもしれません。
1400万605回通りの結末を見ても、最後まで一言もネタバレしなかったドクター・ストレンジを思い出してください。
それぐらい衝撃の内容がてんこ盛りなんです。
自分の身は自分で守り(?)ましょう。
おさらいしておくべき事は?
大惨事の原因でもある、インフィニティ・ストーン
改めて、インフィニティ・ストーンについては情報を整理しておきましょう。
どの作品を見直せば良いか、に明言するとネタバレに繋がりますが、ストーンが絡む作品は、観ておいて損はないはずです。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』は“サノスがストーンを使って消した生命体を、取り戻す”話です。
言うなれば、この大惨事を引き起こした原因でもある訳で。
そもそもどんな力を持っていて、どこにあったのか?と言うのを知っておくのは、サノスの野望の真意を知る事にも繋がると思います。
見直しておくべき過去作品は?
言ってしまえば、「全部」なんですよ。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、21作品かけて紡いできたユニバースの、“本当の完結作”だからです。
これまでの作品に登場してきたキャラクターの、それぞれの完結の物語なので、可能なら全部見てから臨んで欲しいんです。
とは言え、21作品もあるのでなかなか大変ですよね。
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、久々のシリーズ復帰であるホークアイなど、多くのキャラクターが集結している『アベンジャーズ/エンドゲーム』。
本作を見てから、過去作に戻りそれぞれのキャラクターを掘り下げる、と言うハマり方もアリです。
決して“一見さんお断り”な作品ではありません。
ですが、さすがに前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は事前に鑑賞しておきましょう。
完全に続きから始まるので、観ておかないとついて行けません。