ティーンを中心に幅広い世代に熱烈な支持を受け、メジャーデビューから僅か4年で全国ホールツアーを敢行するまでになった5人組の人気バンドMrs. GREEN APPLE。
そんな彼らは、『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』をボーカル&ギターの大森元貴、ギターの若井滉斗、ドラムスの山中綾華、キーボードの藤澤涼架、ベースの髙野清宗のメンバー全員で映画館に観に行くほどマーベル作品の熱狂的なファン。
そこでマーベルの最新作『キャプテン・マーベル』が3月15日(金)に、『アベンジャーズ/ エンドゲーム』が4月26日(金)に公開されるのを記念して、Mrs. GREEN APPLEがマーベルの魅力を語るクロストークを10回にわたって大特集!
第1回では、5人がマーベルにハマったきっかけといちばん好きなマーベル作品を熱く語ってくれました。
なぜ、マーベルにはまったの?
若井:大森に薦められて、全作品を一瞬で観た(笑)
――みなさんがマーベル作品にハマったきっかけを教えてください。
若井 僕はもともとマーベル作品のファンだったボーカルの大森に薦められて最初は観たんですけど、観たらすごく面白かったんですよね。
大森 全作品を一瞬で観たよね(笑)。
若井 そう、一瞬で観た(笑)。面白過ぎたから。
大森 18~19タイトルぐらいあるのに、1週間ぐらいで観たんじゃない?
若井 観たね。しかも、ちゃんと時系列順にね。
大森 えっ、もう観たの?って感じだった。お尻が痛くなっちゃうよね(笑)。1週間ってけっこうスゴいよ。
若井 そこの心配!?(笑)
大森 でも俺、本当にスゴいと思ったよ。
若井:最初に見たのは『アイアンマン』
――最初に薦めてくれた大森さんの解説も面白そうだったんですか?
若井 いや、普通に「面白いから観てみな」って感じで。最初は元貴(大森)の家で『アイアンマン』(08)を見せてもらったんじゃなかったかな。
大森 そうだったかな?
若井 うん、そうそう。それでちょっと観て、面白そうだったから、これはちゃんと観てみようと思ったんだよね。
大森 そうだね。「ちゃんと観てみよう」って言っていたね。普通に家で喋っているときにずっと映像を流していただけだったから。
若井 そうそう。でも、そのときに戦闘シーンの迫力がスゴ過ぎて、これは絶対に面白いだろうなと思ったし、
この人たちはどういう関係でいま一緒に戦っているんだろう? とか、そういうこともどんどん気になり始めちゃったんですよ。
髙野 僕がいちばん最初に観たのも『アイアンマン』で、これは自発的にと言うか……実家の長野にいたときにお母さんに「観たい」と言って一緒に観に行ったんですよね。
大森 自発的じゃん。誰よりも自発的なのに、なんでいまちょっと否定したんだよ(笑)。
髙野 いやいや(笑)。でも、幾つぐらいのときだったかな~?
大森 けっこう前だよね。『アイアンマン』の1作目だよね? あれを映画館で観たんでしょ。1ってだって2008年の公開だよね。
髙野 だから高1とか高2ぐらいのときだったんだけど。
大森 お父さんと口を聞いてなかったときだ(笑)。
髙野 そうそう(笑)。
山中・藤澤・若井 (笑)
若井 話がややこしくなる(笑)。
大森 お母さんだけじゃなくて、お父さんも映画館に連れてってやれよ!(笑)
髙野:キャラクターを深堀りできるのがいいんですよね
髙野 いやいや(笑)。でも、純粋に海外の映画でカッコいいヒーローの作品を観たことがなかったし、家族で楽しめる作品だったからその後の2や3もやっぱり一緒に観に行って。
『アイアンマン』以外の例えば『スパイダーマン』なども一緒に観たけれど、けっこうそういうことが多いかな。
――それで、どんどんハマっていったんですね。
髙野 そうです。カッコいいし、ひとりひとりのキャラクターにストーリーがあるので、キャラクターを深堀りできるのがいいんですよね。