アメコミ、特撮、漫画にアニメ……様々な世界で活躍するカッコ良いヒーローたち。いつだって、ヒーローの活躍は、私たちの心を熱くしてくれますよね。

とはいえ、"ヒーロー"といえどもその描き方は様々。清く正しく、どこまでも純粋なヒーローもいれば、そうした真っ直ぐなヒーロー像の影ともいえるダークヒーローやアンチヒーローもいるのです。

そんな"ちょいワル"な魅力が光るヒーローたちを様々なジャンルから幅広くご紹介。光あるところに影がある! ワルなところが堪らないヒーローたちの姿をご覧ください。

バットマン(DCコミックス)

スーパーマンと並び、DCコミックスを代表する看板キャラクター、バットマン。大富豪であるブルース・ウェインが漆黒のバットスーツを身に纏うことで"変身"するバットマンは、アメリカンコミックが生み出した“ダークヒーロー”の傑作です。

両親を犯罪者に殺害された為に、その"復讐"として街に蔓延る悪人たちの根絶やしを決意したバットマンの姿には、仄暗い雰囲気が付き纏っており、単純明快な"正義のヒーロー"とは異なるノワールなダンディズムが溢れています。

対峙する犯罪者たちに恐怖を与える為の威圧的な象徴として、蝙蝠の意匠を身に宿し、闇に紛れて悪を討つ。「ちょいワル」という言葉が日本で生まれるはるか以前から、ダークヒーローとしての矜持を胸にヴィランたちと激闘を繰り広げてきたアメコミヒーロー、それがバットマンなのです。

またバットマンはその長い歴史の中で、映像化に恵まれた作品としても知られています。90年代にテレビ放映されたアニメ版や、ティム・バートンによる実写映画版の『バットマン』と『バットマン リターンズ』、そしてクリストファー・ノーランの「ダークナイト・トリロジー」3部作など、ヒット作も多数。こうした作品は、バットマンのダークな雰囲気を端的に伝えてくれます。

一方で、60年代に放映されたテレビドラマ版の『怪鳥人間バットマン』や、映画『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』では、ひたすらポップでキッチュなバットマンを楽しむこともできます。ちょいワルのみならず、時にコミカルな側面を見せてくれるのも、バットマンの魅力のひとつなのです。

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