SKE48になって、落ち着き始めてからですね。なったばかりの頃は、初めてのことだらけだったので、“卒業した後の自分に役に立つようにがんばろう”じゃなくて、もう“今”目の前にあることをやるしかないというか。

これはもちろんSKE48になって当たり前のことだし、入ったからにはこうなるであろうと、自分の中では考えてはいたんですが…。でも、2日間で13曲マスターするとか、今まで考えられなかったというか。もう一度こういうことをやると思っていなかったですね。

――以前にもそういうことは、なかなかなかった?

AKB48にいたときにも、なかなかなかったことで…。だからまた”アイドルに戻ってる”感じがしますね。2日間で13曲たたき込んで3日後には本番とか。

研究生の気持ちにはなれないんですけど、でも今の研究生たちは、そういうふうにやってきて、昇格して正式メンバーになったりしてる子ばかり。“皆こういうふうに、色んな思いを味わってきたんだな”って思ったりしてます。

――また違った視点からアイドルについて考えたという感じですか?

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