その3 情報の日時を確認してみる
インターネット上では、古いものから新しいものまで、時間軸が混在して情報が流れていることが多くあります。その情報が正しいかどうかをチェックするには、いつ発信されたものなのかを確認することが有効です。
こんな事件があったんだ、と思ってよくよく見ると、実は4年前のニュースだったなんてこともよくある話。ソースとなっているニュース記 事の日付や、リツイート元の投稿日などをチェックしてみましょう。Webサイトによっては、最新ニュースの関連情報として過去の記事が表示されることがあります。内容も似ていると、最新の情報だと勘違いすることもあるので注意しましょう。
また、検索ツールで「24時間以内」といった期間指定をして検索を行い、新しい情報かどうかを確認するのも有効です。
その4 内容を検索エンジンで検索してみる
不確かな情報があったら、記事の見出しやキーワードを検索エンジンで検索してみましょう。その情報が“ガセ”であることを言及しているWebサイトなどが見つかることがあります。
また検索結果が多すぎて分かりにくいときは、キーワードに「デマ」や「嘘」といった言葉を加えてAND検索してみるのも手です。怪しい情報は必ず検証する人がいます。そういった人が発信する二次情報も見ておいたほうがいいでしょう。ただし、今度は本当の情報を根拠なしにデマだと決めつけている場合もあるので、その点にも注意しましょう。
その5 ニュース検索で、信用できるソースの情報をチェック
検索でヒットした内容も、もちろんそのまま信じてはいけません。特に個人のツイートやブログの記事では、間違った情報を鵜呑みにしている場合もあります。
そんなときに便利なのが、Googleの「ニュース」検索。新聞社や通信社など、比較的信用のおけるソースで情報を確認することができます。根拠のない陰謀論やうわさが流布されることがありますが、多くのニュースは発信元は結局は通信社や新聞社なのです。