[78回]宮澤佐江を一番知るのは、心友・メンバー・家族でもなく◯◯◯？…佐江ちゃん流「思いの伝え方」[後]

 ーー前回も少しお話しましたが、中秋節は家族そろって食卓を囲み、月餅を食べ、満月を眺めながら家族の幸せや豊作を祈るという、中華圏でとても大切にされている伝統行事。毎年旧暦の8月15日に行われ、今年は9月8日（月）がその日にあたります。

9月8日かあ。。

ーー日本ではよく“月にはうさぎが住んでいてお餅をついている”と言いますが、中華圏では玉兔という名のうさぎが“不老不死の薬を杵でついている”とか、嫦娥という美しい仙女が住んでいるといわれているんですよ。

わあ…。セーラームーンみたいだな。

ーー佐江ちゃんは「星が見たい！」とよく言われてますが、お月さまを見るのも好きですか？

月も好きです！ まん丸お月さまを見るのが大好き。いろんなところからずっと見ちゃう。

ーー世界中どこからでも見ることができますもんね。

そう！ 私もよくそれを考えます。“私は今、日本のココでお月さまを見てるけど、例えば大阪や中国に住んでる人にも見えてるのかなあ”って。不思議だなあって思う。

ーーそうですねえ。

あれ？ 同じ月しか見えてないですよね！？ 月って1個しかないんですよね???

ーーたぶん…、1個だと思います（笑）

そう考えると本当に不思議。おもしろいですよね！ 太陽も1個しかないんでしょ？ 

ーーきっと……、1個だと思います！

あっはは！！ めっちゃすごくないですか？ 星も？

ーーハイ！ そうです。遠距離恋愛をしている恋人同士が、それぞれの場所で同じ月や星を見上げながら電話で思いを伝え合う。なーんてロマンチックな妄想をしてしまいます。