やだあ! やめてくださーーい。うらやまし過ぎるから。

「見える? あの星?」
「僕の家からも見えるよ、あの星だろ?」

…なんて、ヤバい、ヤバい(泣) 夢がふくらんじゃうッ!

ーー(笑)。9月8日(月)は晴れて素敵なお月見の夜になるといいですね。それでは今回もたくさんお話を聞かせていただきありがとうございました。また次回もよろしくお願いします!

ハイ! ありがとうございました。9月8日のお月見の夜、皆さんはどこでまん丸お月さまを見上げていますか? きれいなお月さまが見えることを願って、それではまた次回の『ミラチャイ』でお会いしましょうね。谢谢大家!(皆さん、ありがとう!)

【お知らせ】
佐江ちゃん主演のミュージカル『AKB49~恋愛禁止条例~』が、9/11(木)〜9/16(火)まで公演。詳しくはこちら

 

 

【今回のまとめ】
◎中国入門ポイント
中華圏で嫦娥は、月と共に思い起こされることの多い伝説の中の美貌の仙女。中国の月面探査機は嫦娥、月面を走る無人探査車も玉兔と名付けられています。

『嫦娥、月に奔(はし)る』という話の伝説の中で、もともと天上で暮らしていた嫦娥。天帝の息子である9つの太陽を射落としてしまった夫が天帝の怒りを買い、夫とともに地上に下ろされてしまいます。

弓の名手で人々の英雄となった夫はある日、“不老不死の身体になり天に昇ることもできる薬”を、妻のために手に入れます。しかし夫は天には帰らず、住み慣れた地上で妻と暮らすことを望みます。一方、天上が恋しい嫦娥。こっそりと一人薬を飲み干してしまいます。

その後、月に身を隠した嫦娥は、夫を裏切った罪からその身をヒキガエルにされてしまいました…。この伝説には諸説あり、月が思いもよらぬ寂しいところであったことから、嫦娥は地上での楽しかった夫との日々を思い、再び地上へ戻ることも叶わず、一人孤独に暮らしたという説などもあります。

◎今回のフレーズ&単語
玉兔【yùtù】伝説上で月に住むといわれるうさぎ。嫦娥に寄り添い不老不死の薬を搗いているといわれる
嫦娥【chángé】伝説上で月に住むといわれる仙女。月の別称でもある

*本文中の赤字は、中国語です。
*)中国語の表記は、上海(大陸)で使われている簡体字を使用しています。また【 】内には、中国語の発音表記として漢語拼音(ピンイン)を記しています。

撮影:山田大輔 スタイリング:山本隆司 ヘア&メイク:JULLY

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