続けて猪足飯(ジュージャオハン、豚足丼:750円)と、米粉炒(ビーフンツァー、汁なしビーフン:400円)もいただく。

やわらかく香る香辛料とやわらか~く煮込まれたトロリとほどける醤油味の豚足。茹でた野菜とタレとごはんをかきまぜいただく。

やわらかな豚足とシャキシャキの野菜の食感を醤油味の餡がかったタレがまとめる。こちらもぐいぐいとごはんがすすむ味つけ。

下茹でしたビーフンにかるく味をつけ炒める。そこに、もやしとニラを絡め、最後に魯肉飯にかける煮込んだ豚ひき肉をかけ完成。これで400円。味は、これも問題なくうまい。ビーフンと魯肉飯の豚ひき肉の相性がとても良かった。

 

錢さんから食後に珍しい台湾産の黒い落花生をいただく。
「美味しいだろ?」「美味しいだよ」
 

明るいご家族でした

創業15年の錢爺は3年半前に現在の阪東橋に移転。以前は末吉町で営業していた。錢さんは「本当の、美味しい台湾料理を美味しく食べてくれる人に食べてほしいから、目立つとこでやらないで、知ってる人が知ってる場所でやりたかった」と話し、「美味しかったか? そりゃそうですよ、かんべんしてくださいよ! 政府が認めた料理人だよ(笑)! 腕だよー、腕!」。

錢さんの豪快なトークと本場台湾料理、とてもうまかったです。
ごちそうさまでした。

 

上品な味わいの台湾料理「青葉新館」

 

錢爺のクリーンヒットした美味さから数日後、うだる暑さの中「青葉新館」という中華街にある台湾料理店へ向かった。みなとみらい線の元町・中華街駅から歩いて5分だ。

 

 

「中華レストラン」といった雰囲気の店内。活気のある雑多な感じではなく、ゆったりと美味しゅういただく風情。明るく笑顔でお迎えいただいた店主の楊(やん)さんとお話をしつつ、魯肉飯を注文。

本館は40年、ここ新館は24年の歴史があるという青葉。本場台湾の味をさらに洗練して提供、そして多くの薬膳料理も取り扱う。親子3代から4代に渡るまでご家族でお越しになる常連さんもいるという青葉の味。