ポイントを押さえれば誰でも育てられる!

では、肝心の育て方についてはどうでしょうか?いずれの3種類も最も重要なポイントは、「土」「植え方」「間引き」です。この3点さえ気をつければ畑をしたことがない初心者でも、野菜を収穫できる確率が格段にアップします。

まずは土を準備しましょう。知り合いで畑をやっている人がいれば、その土を貸してもらえるのが一番手っ取り早い方法です。それが難しいようなら、ホームセンターで売られている「野菜用培養土」と百均の「プランター」を購入してみて。

少し値段は張ってしまうかもしれませんが、土だけはいいものを買うことで野菜が虫に食われてしまったり、育ちが悪いということを防ぐことができますよ。

 

どうやって種を撒けばいいの?

定期的に間引きのチェック。水やりの時にやると楽ですよ

プランターに土を入れたら平らにならし、プランターの幅に合わせて種を植える溝を作ります。一般的には2列が専らで、溝の間隔は7cm程度。あまり間隔が狭すぎると、野菜が大きくなれないので注意してくださいね。

深さは5mmぐらいで、隣の種と重ならない間隔で種を撒きます。植えたら優しく土をかぶせ、たっぷりと水をあげましょう。

芽が出てきたら、今度は本葉2~3枚の頃に3cm間隔くらいまでに間引きをします。間引きした芽は食べられるのでサラダ、味噌汁に入れても良さそう。間引きを終えたら、根の部分を少し盛ってあげることで芽が安定しますよ。

 

ひとつでも野菜が収穫できれば絶対にハマる!?

ひと通りの作業手順は以上ですが、いかがでしたか?いちから種を植えるのが面倒くさい!という人は、買ってきた残り野菜を土に植える方法もオススメです。キャベツの芯、ネギの根、大根、人参……。

まずはひとつでも収穫することができれば、一気に野菜作りの意欲が高まるはず。これを見ているあなたも、自分ができそうな野菜からぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

フリーランスライター。女性向けWeb媒体を中心に、恋愛、結婚、仕事、ライフスタイルに関する記事を執筆。自分の身と心で感じたことを企画立案し、記事にしながら読者に役立つ情報を発信している。自身の「note」に活動実績一覧を掲載中。介護福祉士、保育士資格保有。