突然ですが、自分の時価総額を意識したことはありますか?

時価総額とは企業価値を評価する指標のひとつ。株価×発行済株式数で計算され、企業の利益や資産が大きいほど、時価総額は高くなると考えられています。

その考え方をもって「女子」を分析すると、若さ=最強の武器とは言えませんが、女子の時価総額が最高潮に達する時期は20代半ば、と認識する人は多いです。

特別なケアを頑張らなくても、若さゆえの美肌、均整の取れたスタイル、かわいらしさ……確かに高価値だと感じられるポイントは多数。

でも、どんな女子からも、いずれ平等に失われるのが若さです。これを怖がる必要はありません。年齢を重ねて輝き、若い頃よりも上昇し続ける(時価総額を上げていく)お手本にしたい大人女子が現にたくさんいるからです。

これまで魅力的なワーキングウーマンを数多く取材してきた筆者が、女子が時価総額を上げていく方法を提案します。

1 ブレない軸を持つ

ライター/編集という仕事柄、著名人や経営者、事業責任者などを中心に、働く大人女子を数多く取材してきました。

彼女たちから話を引き出すなかで、まず決まって共通していると感じたのは、ブレない一貫した軸を大切にしながら過ごしていることでした。

「●●(その方の名前が入ります)主義」と言い換えるとわかりやすいかもしれません。

彼女たちは過去の経験や知識に裏打ちされた、自分ならではの流儀や哲学を持っています。たとえ周囲の評判や噂を耳にしても、それに流されることはありません。

「…について、私は…な考えだから」と意見を言える――それも彼女たちの特徴です。独自の哲学の下に、独自の視点が生まれ、結果的に面白味を引き出します。

彼女たちオリジナルのアウトプットが生まれ、周囲はそこに価値を感じることになるのです。