2. 床〜黒ずみ丸ごとオキシ漬け〜

床掃除もオキシクリーンが役立ちます。時短するには床一面の「オキシ漬け」。臭いがないオキシクリーンだからこそできる方法です。

黒ずみやヌルヌル汚れが気になる床も、まるごとオキシ漬けしてしまえば“ほったらかし”でクリーンに。
排水口を水が漏れないようにふさいだら、バケツなどに上記の要領でオキシ溶液を作り、床へジャーッ。
そのまま4〜6時間漬けおくだけ。あとはオキシ溶液を流し、カウンターの下、排水口や溝の部分など汚れが残っていそうなところをブラシでこすって、シャワーでしっかりすすぎましょう。出典『ほったらかし掃除術

浴槽と同様に夜寝る前にオキシ漬けして翌朝流してもOK。

3. 天井〜黒カビ予防は天井掃除から〜

厄介な黒カビは天井掃除で防ぐことができます。天井掃除のポイントはアルコール拭きです。

やっつけたはずなのに、気づくとまた出てくる黒カビ。どこからやってくるのかというと、実は天井なんです。天井にわずかでもカビ菌がいると、そこから種のような存在・胞子が落ちてきて床や壁で繁殖するというわけ。
だから、まずは天井の黒カビを退治するのが先決!殺カビ効果のあるアルコール(消毒用エタノール)で天井を拭きましょう。フロアモップにキッチンペーパーをつけて使うと便利ですよ。これを2週間から1カ月に一 度やるだけで、黒カビとは永遠にお別れです。出典『ほったらかし掃除術

カビ退治には、殺カビ効果のあるアルコール分80%、水20%の割合のものを。消毒用、防カビ用として売られているものを使いましょう。

まとめ

浴室のオキシ漬けと黒カビ対策についてご紹介しました。バスルームは広くて、汚れもカビからシャンプー、ヌメリと何種類もの原因があり、汚れを落とすのも一苦労。

汚れを放置すると、どんどん落としにくくなるので、早い段階で掃除するのが一番ですね。漬けおきなら、汚れの落とし忘れも少ないので、キレイさをキープするにも手間と時間が省けます。

<著者>松橋 周太呂(まつはししゅうたろ)
「家事えもん」の愛称で親しまれる家事芸人。掃除、洗濯、料理が好きで「掃除検定士5級」と「ジュニア洗濯ソムリエ」と「調味料検定 通」の資格を取得。著書の『人生の掃除の時間をグッと縮める「すごい家事」』は22万部突破のベストセラー。

美容ライター。美容誌の編集を経て、ビューティ&ヘルス、フード、ファッション、ナチュラルライフなどについて執筆。美容ブログ『SimpleBeauty』でもコスメ情報を更新中。WebメディアのほかHP、紙媒体も手掛けています。