映画「HERO」特集 - ウレぴあ総研

【HERO】木村拓哉が「こっぱずかしい」と吐露した、こだわりのオープニングシーン【撮影現場レポート】

2015.7.30 18:00

映画『HERO』では木村拓哉自身もかなりのアイデアを投入したという。撮影現場を見学していて印象に残ったエピソードを中心に、本作を「もっと愉しむ」ためのアイデアを提言したい。

©2015フジテレビジョン ジェイ・ドリーム 東宝 FNS27社

本作には多くの細やかな見どころがあるが、冒頭、映し出される久利生公平の部屋はその筆頭と言えるだろう。この部屋は昨年放映された連続ドラマ、すなわちシーズン2では登場しなかった。

つまり、久利生のプライベート空間は明るみになるのは、2007年の劇場版第1作以来、実に8年ぶりのこと。40代を迎えた久利生はどんなふうに暮らしているのか。シリーズのファンなら気になるところだが、主演、木村拓哉の狙いは別なところにあった。

©2015フジテレビジョン ジェイ・ドリーム 東宝 FNS27社

この場面は、木村の発案によるもの。事件の幕開けと共にひとりの女性が交通事故死するところから、映画は始まる。その様は鮮やかだが、同時にかなり陰惨でもある。

木村は、「なんでもない」情景から、本作がスタートさせたかったという。

「なんでもない」人間の、「なんでもない」日常。おそらく、それを大切にしたいということだろう。

久利生は特別な能力を持っているわけではない、あくまでも普通の人間。そして常に、被害者の立場に立って事件に取り組む。これは『HERO』の基本中の基本。その原点を、久利生の寝起きに託しているのだ。

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公開情報

映画『HERO』
7.18 全国公開
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