混雑していない時期に休みを取る

日本国内での旅を困難にしている原因の一つは、渋滞や混雑。

ちょっとした連休でも高速道路は何時間もの渋滞が起こり、空港や駅も人でごったがえします。あれを思い浮かべるだけで、ぐったりしてしまう方もいらっしゃるかもしれません。まして子連れですし、荷物も多いですもんね。

ならば、混雑していない時期に旅に出てみてはいかがでしょう。
もちろんお仕事の都合がありますよね。そんなに簡単に休めるものでもありません。

でも、「子どもが産まれてから小学校に入る前の6年間のうちに数回だけ!」と考えたらいかがでしょう。そのくらいなら行けそうな気がしてきませんか?

土日の前後に1~2日ずつの休暇を取る。それだけで、ぐんと快適に旅ができるものですし、閑散期の旅は費用の圧縮にもつながります。

学校に行くようになったら、なかなかそうはいかないもの。6歳までがチャンスです。

習い事の代わりに旅、と考える

旅を子どもの習い事のようなものだと考えてみてはいかがでしょう。

習い事の目的は家庭によって様々だと思いますが、例えば子どもの視野の広がりや体験、成長、他者との関わりが習い事の目的であるならば、習い事にかかる時間や費用を旅に使っても、同じような意味合いが出てくるかもしれません。

旅育という言葉もあるように、旅は学び・成長の機会と考えることができるのです。

旅貯金をはじめる

よくある手段ですが、旅貯金をするのも旅に出るきっかけの一つ。

まず、夫婦のあいだで仕事の繁忙期や子どもの成長具合を相談し、旅に出るターゲット時期を決めます。行きたい場所と予算を大まかに把握したら、あとは逆算して月々貯金をすればOK。

大がかりな旅なら、2年後、3年後をターゲットにしてもよいかもしれません。
例えば月に2万円で3年後には72万円。これだけあれば、海外での長期ステイだって見えてきます。