インフルエンザいつ流行する?

インフルエンザは、風邪のように1年中症状がみられるものではなく、通常、特定の時期に流行する季節性の感染症です。

例年は11月~12月頃から、感染者が出てきて、1月~2月にピークを迎えます。

2009年は新型インフルエンザの出現によって、5月には感染者が確認され、そして夏以降感染が広がりました。また冒頭にも触れたとおり、今年2015年は9月にすでにインフルエンザによる学級閉鎖も報告されていることもあり、その年によってピークは変わります。

例年通りですと、そろそろインフルエンザの感染者が確認される時期ということになりますね。

どうやって感染するの? 潜伏期間は?

さて、インフルエンザはどのように感染するのでしょうか。

インフルエンザウィルスは、インフルエンザに感染した人の咳やくしゃみなどに含まれるインフルエンザウィルスを吸い込むことで感染します。鼻やのどから体に入ったウィルスは、1~3日の潜伏期間を経て、のどや気管支、肺で急激に増殖します。

インフルエンザは通常1週間から10日で治るといわれていますが、初期は急速に進行するので、重症化させないためにも、早めに病院に受診を。

症状の出る前に、ショッピングセンターなど人の集まる場所に行っていたり、小学校や幼稚園等でインフルエンザが流行っているのであれば、そこで感染したという可能性も考えられます。