日本の犬猫は本当に幸せか――海外と“ペット後進国”の大きな差

2015.11.6 16:00

14歳以下の人口よりもペット数の方が多い日本。ペット人気は非常に高いのですが、一方で無責任な放棄も目立っています。年間で約19万頭もの犬や猫が自治体施設に収容され、そのうち13万頭近くが殺処分されています。そんな日本のペット事情を、海外との違いで検証します。

こういったネットニュースの記事を書いているからでしょうか、最近、「猫」に関するコンテンツに触れる機会がやたら多い。私のFacebookやインスタグラムには、何かしら猫に関する話題が毎日上がってくる。猫動画や猫写真、猫ブログが友人やキュレーションサイトからシェアされるのです。

また、猫に関する写真集は他の動物と比べると売り上げ数が多かったり、猫を特集した雑誌が完売したりと、景気の良い話も聞こえてきます。あまりの景気の良さにアベノミクスのみならず「ネコノミクス」といった造語もうまれました。

野良猫ばかりが集まる島などもあり、カメラを抱えて旅行を楽しむ人も多いようです。宮城県の田代島をはじめ、江ノ島(神奈川県)、沖島(滋賀県)、真鍋島(岡山県)、男木島(香川県)などは、「猫の島」として大変な人気となっているよう。野良猫をカメラで撮影してインスタグラムにあげる。私の友人にもいますね。「皆、いつからこんなにも猫が好きだったの?」と驚いているのですが、それは私だけではないはず。

野良犬の数が少ないので猫ほど重宝されていませんが、犬も大変な人気。ペットとして飼われている犬は1000万頭を超える数となっています。実は最近の日本では、ペットを飼う数が増加傾向にあるのです。飼い猫自体も約1000万頭おり、この犬猫を合わせた数は、14歳以下の年少人口よりも多いというデータは、驚きをもって公表されました。少子化が進む中で、ペットを購入する人が増えているのです。

ペットとしても私たちの生活に随分と身近になった犬猫。飼い始める際には、どんな名前にしようか、散歩はどこに行こうか、何か服を買ってあげようかと迷い楽しむもの。わが子のように可愛がっている人も多いでしょう。しかし、こんなにも身近になったペットですが、次第に無視できない問題が浮き彫りになってきたのです。

それは、無責任な「動物との別れ」。

今回は、そんなペットとの別れについて調査してみました。日本の犬猫は大変可愛がられている反面、残酷な最期を迎えることも少なくないのです。いま、日本では年間約19万頭もの犬や猫が自治体施設に収容されていることはご存じでしょうか? もちろん最後まで動物に添い遂げる飼い主がほとんどなのですが、やむを得ない理由で動物との別れや、個人的な事情からペットを手放し、施設に預けるのです。

この収容された動物は、驚くことに13万頭近くが殺処分されています。犬猫の殺処分は近年、問題視されており、耳にしたことある人も多いかと思いますが、確認できているのは施設に収容されたものだけ。いわゆる捨てられたペットはこれにカウントされていません。犬猫の被害数は、実際にはこれ以上でしょう。

「mimot.(ミモット)」更新情報が受け取れます

超簡単♪ モテ声&小顔・デカ目美容術

     

人気記事ランキング

ソーシャルアカウント