Facebook最高経営責任者であるマーク・ザッカーバーグさんが、奥さんの妊娠に合わせて、2か月間の育児休暇取得を発表しました。

アメリカでは、育児休暇をとる男性はまだまだ少数派で、また今回は一社員ではなく、最高責任者が取得するということで、驚きをもって伝えられました。「ザッカーバーグさんが取得するなら自分も……」と、今後はこのザッカーバーグさんの行動が呼び水となって、アメリカでも男性の育児休暇が広まっていくのではないでしょうか。

男性の育児休暇や育児参加に対し、偏見がなくなりつつあるのは日本も同じ。

最近では、「イクボス」という言葉もできました。これは、男性が育児に参加することに理解のある上司や経営者を指しており、会社全体で男性の育児参加を肯定的に見る動きの一つとなっています。
なかには、素晴らしいイクボスを選出し、表彰する企業も登場しました。

ただ、実際に育休を取得する人の数は、それほど多くないようです。厚生労働省の雇用均等基本調査によると、男性の育児休業取得率は2.30%。まだまだごく一部の人の利用となっています(平成26年)。

男性が女性と同じように育児に参加し、まだ女性が男性と同じように仕事ができる社会になるには、もう少し時間が必要のようですね。

意外! 旦那が家事を手伝うと「○○率」が低くなる

とはいえ、男性が育児参加をしてくれる傾向は、非常に喜ばしいもの。また、育休が取得できなくても、何か力になろうと家事を積極的に手伝ってくれる男性も増えてきました。
皆さんの旦那さんはどのようなところで活躍されていますか?

買い物や掃除、洗濯、料理など家事のタイプは様々ですが、何でも良いので担当してくれると子供につきっきりの女性としては負担が減ります。そんな「男性の家事参加」ですが、これは女性の育児を助けるだけでなく、実は他にもメリットがあるようです。

どうやら家事への参加で男性の「死亡率」が低くなるようですよ、奥さん(ボソボソ……)。