SNSでも話題になった鮮烈なデビュー!

「Duffy's Friendship Journey」ポストカードセット ©Disney

まずは、ジェラトーニがどのようなデビューしたのか、振り返ってみます。

2014年6月の初め、突然、パラッツォ・カナルの壁に、ジェラートを持ったダッフィーの肖像画やパレット、筆、足跡などが出現!

それまで、アメリカンウォーターフロントにしかいなかったダッフィーが、異なるテーマポートにまで進出したことに衝撃が走り、SNS上でも話題となりました。

このエリアの静かな大人の雰囲気を壊すという強いご意見が目立ち、ダッフィーファンとして、複雑な気持ちでハラハラしたことは忘れられません。

本当に楽しみで仕方ない一方、心配で心配で。

ダッフィーが嫌われる位なら出さなくても…とまで思いました。


その後、東京ディズニーリゾートの公式ホームページでは、壁画の謎についてのスペシャルサイトが公開されました。

パラッツォ・カナル新聞社の花形記者が、ダッフィーの絵の噂に関する特ダネを「号外! パラッツォ・カナル新聞」として報じ、誰が、いつ、なぜ、美しいダッフィーの絵を壁に描いたのか、という噂の真相にせまっていくストーリーでした。


ダッフィーの壁画の右横の壁には、最初は何もなかったのですが、ダッフィーを描いた謎のお友だちの自画像とみられるデッサンが出現!

日を追うごとに描き足され、その様子をパラッツオ・カナル新聞社の記事の続報として随時配信されていきました。

丸と線で描かれたアウトラインのみのデッサン画の時は、イタリアのクマちゃんなの!? いや、足跡が小さすぎる!

猫ちゃんと分かってからは、ダッフィーのお友だちって男の子!?

シェリーメイがいるから女の子はダメ~と、ヤキモキしたり。

 

現在もイベントの無い時に飾られている、ゴンドラに乗ったダッフィーとジェラトーニの絵も、この時出現。

「ダッフィーのサニーファン」デコレーション ©Disney(撮影/ YOSHI)

発表されるまで、ダッフィーが一人で乗っている絵になっていたという凝りようで、一日も早く真相を知りたいと期待が膨らんでいきました。

そして遂に、肖像画も完成! 「チャオ! ボクの名前はジェラトーニ」と発表がありました。

ダッフィーの新しいお友だちは、イタリアの可愛い猫の男の子とわかり、とっても嬉しかったです!

6月30日にはメディアによる情報公開だけでなく、午後からホテル・ミラコスタの宴会場で、Twitterキャンペーンの当選者を対象に、「ハッピー・ファンイベント」を開催。

100組200名の参加者全員に、ジェラトーニのぬいぐるみがプレゼントされ、華やかなお披露目となりました。

7月も誕生月!?

一般ゲストへは、2014年7月4日にぬいぐるみやグッズ、メニューが販売されました。

そのため、講談社から出版されている「大好き! ダッフィー&フレンズ」という本には、2014年7月登場と書かれています。

7月もお迎えのお誕生日としてお祝いしてもいいのかもしれませんね!

ジェラトーニの出生や生い立ちは?

ジェラトーニの原案イメージ

ジェラトーニの出生&生い立ちについては、べ-ルに包まれたまま明らかにされていません。

ダッフィーのように、ミニーちゃんの愛でぬいぐるみが動き出したわけではないようです。

生まれた時から独りぼっちで、たくましく生きてきたノラちゃんなのか…。

でも、どこか気高い雰囲気も持っているので、イタリアの偉大な芸術家のお屋敷に住んでいた…!?

可愛がってくれた芸術家が逝ってしまい…

ああ、ジェラトーニの出生の秘密だけで、映画ができそう!!

ディズニーのイマジニアは、ジェラトーニを発案した当初、胸にタトゥーの入った海賊の子にするつもりだったとか。

ジェラトーニの原案となった「パイレーツキャット」

そのアイデアのままだったら、違った名前だったのでしょうか?

それは、それで、面白いストーリーができそう。

お屋敷からお散歩中、迷子になって、海賊に拾われたジェラトーニが、ある日、ダッフィーと知り合い、ダッフィーといっしょにケープコッドに行くことになる。育ててくれた海賊の親分と涙の別れ。

…なんて感動的な夏ショーができたかも! と、妄想を膨らませてみました。

フォトギャラリー【フォトギャラリー】ディズニーのイマニジアが語るダッフィー&フレンズ誕生秘話
  • ステラ・ルーとステラ・ルーの原案となったイメージ
  • ダッフィー&フレンズを生んだイマジニアによる対談
  • ダッフルバッグに入ったクマのぬいぐるみ「ダッフィー」
  • ダッフィーの誕生
  • ダッフィーの誕生
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