「アホなコーデリアさんを演じている時は、プライベートでも…」
――橘田さんも、そういう"キャラクターが寄ってきた"って感覚はありましたか?
橘田:コーデリアさんは、ゲームとアニメではキャラクターが180度違うので、最初にアニメの台本を見た時は「え! いいんですか!?」ってスタッフさんのところに聞きに行ったくらいでした。
「私、どうすればいいんですか!?」って言ったら、「コーデリアはトイズを失くすと、頼りなくて変なお姉さんになるって思ってもらえばいいです」と言われて、一回ゲームのコーデリアさんはリセットしよう! と。
でも、アホなコーデリアさんを演じている時は、プライベートでもちょっと頭がおかしくなることがよくあって……。
(一同笑い)
橘田:真面目なコーデリアさんを演じている時は、自分もちょっと真面目になるところがあるんです。
もう6年一緒にいるので、キャラクターにも引っ張られますし、作ってる人も私を意識してコーデリアさんを描いているなって部分も見えたりするので、今ではもう、私自身だと思ってコーデリアさんを演じています。
――スタッフさんも一丸になって、ミルキィホームズというキャラクターを作り上げている感じなんですかね?
橘田:そうですね、はい。
――徳井さんは、ご自身が演じるネロのキャラクター性に対して、何か思いはありますか?
徳井青空(譲崎ネロ役):アニメの収録で、ゲーム版とは全然違うなと思ったんですけど、ほとんど初めてのアフレコだったので、世界観の違いに戸惑う間もなく、一生懸命やっていたら時間が過ぎていったという感じでしたね。
ネロがお金に凄く執着があるというキャラクター性なんかは、ホントにアニメから出てきたものですから。今では、それがスッカリ当たり前になっている感じですけどね。