「ブラック保育園」の“ホワイト化”は可能?

子ども2人がそれぞれ1回ずつ転園したため、親としては、公立認可保育園を2園、私立認可園(社会福祉法人)1園、私立認可園(株式会社)1園の、計4園みてきました。

同じ区立といえども方針が違えばカリキュラムは異なり、私立にいたってはなおさら園によって異なる範囲が大きく、さらに、それらは毎年フレキシブルにルールが変わっていきました。

園の内部で見直してルールが変わったこともあれば、保護者からの意見で、より合理的に変わっていったこともあります。

脇さんがおっしゃるように、先生たちと保護者がコミュニケーションを密にとっていくことで“ブラック”だったものも“ホワイト化”できるのかもしれません。

来年4月に入園を考えているみなさんは、どうか“ブラック保育園”に当たってしまわないように、そして現在「もしかしてこの園は……?」とお思いの方も、よりよい環境構築に向けて、いっしょにがんばっていきましょう。

 1996年に立ち上げたインディーズブランドの活動と平行し、2002年からはWEBデザイナー・ディレクターとして都内で勤務。記事の執筆も行っている。
子どもは2010年生まれと2015年生まれの男児。料理がまったくできないため、家事育児のほとんどを夫が担っている。