ぜーーーんっ全然違う!

--あの美しい腹筋は見られなくなる??

あーーーーーっ、違う、違う、違う!! まあ、楽しみにしていてくださいよ!(笑)

--確かに、佐江ちゃんのこれまでのリリーは、「統率力」があって、皆が付いていきたくなるリリーでしたよね。

立っているだけで「リリー、ここにいます」っていう、存在感のある感じが前回のリリーで。でも今回は、全然そういう感じではなさそうで、今から楽しみです。『ピーターパン』は、毎年やっている舞台だけに、

「一度観たから、もう観なくてもいいや」

って、思いがちな人が多いんだけど。でも、受ける感動や、気づけるものが、毎年観る度ごとにあるから。いろんな人に、絶ぇーーー対っに、観に来てほしいと思ってます。

今年はね、うちの甥っ子も『ピーターパン』デビューするんですよ。ついにです! 2歳なんだけど、あの「夢のような空間」を味わわせたい。去年、うちの兄と義姉に「来年も出ないの?」って、言われていたから。それを叶えられてよかった。

--甥っ子さんの年齢の子どもを、連れて観に行ける舞台はなかなかないですからね。

ないですよね。

『ピーターパン』は、客席から聞こえる子どもたちの声が生きる舞台なんです。大人はそれに感動するんですよね。本当にいい作品なんだよなぁ。。だから今年の夏もまた、ネバーランドに行かせていただきます!

そして、舞台の本番期間中に、「宮澤佐江30歳アニバーサリー」があるのでね、皆さん。その日の予定を空けといてください。ははははは(笑)

--『ピーターパン』の本番期間中ですね。

そう! また、本番期間中なの。もう3度目です。『ピーターパン』の舞台中に歳を取るの。

--20代最後!

最後! でも、それはもう意識してないですけどね。

『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2で、2020年のいい年越しをさせてもらっているから。“このまま気持ちよく、自分の歳も重ねられるかなぁ”って、思ってます。

今回の『ピーターパン』の演出家さんには、まだ二度しかお会いしたことないんですが、一緒にお仕事された方には、「とにかく愛のある演出家さん。ただビシバシやられると思うよ」って、言われちゃって(汗)

マジかぁーー!? また泣くことになるのかぁーー(汗)って、思いつつ。。

現場に子どもたちがいるから、また他のカンパニーとは違う団結力が『ピーターパン』には毎年あると思っているので。今年も全然違うファミリー感のあるカンパニーが生まれるだろうな。それが目に見えているから楽しみです。

--楽しみですね。

はい、楽しみにしていてください!

--さて、『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2に戻りますが、公演期間も残すところ、2週間くらいですね。

バックナンバー