そう! 2019年から2020年になる年越しのときは、「課題」を抱えたまま過ごしていたから。

でも、もともと年度変わりが自分にとっての「新年」。『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2の千穐楽で年末を迎えて、新しい年を迎えるのにぴったりだなぁ。新しい季節と一緒に、気持ちも変わっていけるかなぁ。。

--年末をしめくくる、素晴らしい作品ですね。

よかったぁ。。 そう言ってもらえて。。

父も大絶賛で!(笑) 本当にもう、驚くぐらいの大絶賛。もぉ〜、恥ずかしいワ。

--(マネージャーさん)もう、お父さん、スゴかった。グイグイ来てたよね!

あははははは! もぉ、観たあと興奮してて!!

今も、私が本番をやっているとき、気になるみたいで、母に聞くんです。

「佐江は、『うまくできた』って言ってた?? 」

「昨日はどうだったって?? 」

って。“そんなに心配だったら、もう一回観にくればいいじゃん!”と、思ってるんですけどね(笑)。ママも毎回、家に帰ると、

「今日、どうだった?? 」

って、すごく聞いてくる(笑)

--(マネージャーさん)第一幕が終わったあと、お母さん、泣いてたよね。

そう! 『ウエスト・サイド・ストーリー』は、母にとっても、祖母との思い出が詰まった作品だから。

「マンボ」で泣けるって言うから、「マンボ」のどこで泣くのぉーっ!? って(笑)

初日に来てくれたときは、「マンボ」では泣かずに、ストーリーを通して「感動した」って言ってくれたんです。でも、2回目に来たときは、

「『マンボ』で泣いちゃった。『アメリカ』も泣けるし。でも、最後はやっぱり号泣(涙)」

って。なんやねん!! あははははは!! かわいいなぁ〜。

--舞台を観ながら、お母さん自身の思い出を思い出したのかも?(第5回)

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