撮影:tama

羽海野チカさん原作の国民的人気コミック「3月のライオン」を、『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督が神木隆之介さんを主演に迎え実写化した、映画『3月のライオン』。【前編】が3月18日(土)より、【後編】が4月22日(土)より全国公開となります。

本作で、主人公のプロ棋士・桐山零を演じるのは、神木隆之介さん。数々のコミック原作の実写作品に出演し、原作ファンと映画ファンを熱狂させてきた神木さん。本作でも、孤独な過去、そして将棋との未来に揺れる非常に難しいキャラクターを見事に演じきっています。

「100%原作に寄せるのではなく、僕なりの桐山零を作った」と話す神木さんに、作品について色々とお話を伺ってきました。

将棋の対局は、本当に強くなりたかった

©2017 映画「3月のライオン」製作委員会

――映画、大変楽しく拝見しました! まずは完成した作品をご覧になった率直な感想をお聞かせください。
 

神木:ドキュメンタリーのようだな、と思いました。「映画と同時にこのキャラクターの人生が始まった」のではなくて、「元々生きていたキャラクターを映画で切り取っているようだ」と。自分の作品を観て、そのように感じたのは初めてで、それがすごく良かったです。

あとは前後編で、ほのぼのとしたシーンや戦いのシーンなど、それぞれ味が違うので飽きずに観ることが出来るのもすごく良いなと。


――本当に体感時間がすごく短い作品ですよね。お聞きしたいことはたくさんあるのですが、まず対局のシーンがとてもカッコ良くて迫力があって。将棋のシーンはどのように挑まれましたか?


神木:プロの方とのレッスンがありました。僕はもともと将棋が大好きなので、戦法や囲い方というのを実戦でも使えるように色々なことを教わりました。あの「パチン」「パチン」という将棋の駒音が、すごく心地良く、楽しみながら演じていました。僕も対局のシーンは大好きです。

©2017 映画「3月のライオン」製作委員会

――キャラクターそれぞれでレッスンの仕方も変えていたとのことですね。


神木:加瀬(亮)さん(宗谷冬司役)は“魅せ方”なんです。音をたてずにスッとどう指すか、という所を練習されていて。

僕はどちらかというと「実践していれば指し方も慣れてくるだろう」という考え方で、本当に強くなりたかったので、先生と対局しながら、戦い方も見せ方もバランス良く上達できるよう取り組みました。それが映画にきちんと出ていると良いなと思います。

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