いつもの食事時間に近づくと「腹時計が鳴る」なんてことありませんか。時間に合わせて体が何か反応を起こすというのは正常なこと。

体内リズム、体内時計とも言われ、1日24時間の環境変化に合わせて、体内環境を変化させるリズムで、人間誰しもが備わっている時計です。

しかし、体内時計は24時間ではなく、24時間10分ほどで、1日約10分のズレが生じています。そこで体内時計をリセットする1つが食事。今回は体内時計を考えた痩せ体質を作る食事についてご紹介します。

目覚めの朝食にはコレを食べよう!

朝ごはんはズレた体内時計をリセットする大切な役割。また、寝起きの体はまだ臓器が十分に動いていない状態ですが、朝食を食べて臓器を目覚めさせることも、1日の活動がスムーズになる秘訣です。

そして、体内時計をリセットしやすい内容は、ご飯、パン、麺などの主食となる“炭水化物”に、卵、ハム、魚、ヨーグルトなどの“たんぱく質”。

さらに朝に野菜や海藻など食物繊維をしっかり摂っておくと、お昼での血糖値上昇が穏やかになり、太りにくくなります。

また、朝は体内に塩分を溜め込みやすいので、塩分が多い和食よりは洋食の方がおすすめです。

朝食で臓器を活発にさせるには遅くとも10時前までに食べ終えるようにしたいですね。

ダイエットでもお昼は好きなものを!

朝、夜は自宅で、お昼は外食という人も多くいますよね。お昼こそ、好きなものを食べるチャンス!

朝食、夕食のときよりも体温が高いので、体の代謝も上がっている状態。また、消化をする胃や血糖値を下げるホルモンを分泌する膵臓が活発になるのもお昼くらい。

お昼なら多少カロリー高めのものでもOK。痩せるために炭水化物を抜いている人も、お昼は食べてみてはいかがでしょうか。ただ、ラーメン&ライス、カツ丼&蕎麦など主食同士の組み合わせはNG。

また午後は活発になる臓器も多いので、たんぱく質をしっかり摂って、活力に繋げましょう。さらに朝同様、食物繊維をしっかり摂っておけば、夜の血糖値上昇を穏やかにし、脂肪がつきにくくなります。1汁3菜を意識したメニューがいいですね。

時間は朝食を終えてから遅くとも6時間以内には食べるようにしましょう。